わが国ODAの事業予算の財源は、一般会計予算、円借款の原資となる財政投融資資金、国際開発金融機関(世界銀行グループ、地域開発銀行等)に対する出資国債、各省の特別会計予算等を加えたものである。日本の政府開発援助(ODA)
贈与は開発途上国・地域に対して無償で提供される協力のことで、返済義務を課さないで、開発途上国・地域に社会・経済の開発のために必要な資金を贈与する「無償資金協力」と日本の知識・技術・経験を活かし、開発途上国・地域の社会・経済の開発の担い手となる人材の育成を行う「技術協力」があります。外務省国際協力局と国際協力機構(JICA)によると、42年間で、日本が低金利で長期に資金を貸す「円借款」が約3兆3165億円、無償でお金を供与する「無償資金協力」は約1576億円。 このほか日本語教師派遣などの「技術協力」約1858億円を合わせて拠出した総額は、約3兆6600億円にのぼる。
中国へのODAはいつまで続くのか?日本のODAプロジェクト中国対中ODA概要
中国側も様々な機会に日本の対中国ODAに対して評価と感謝の意を表明してきています。 対中ODAは既に一定の役割を果たしたため、2018年度をもって新規採択を終了し、2021年度末をもって継続案件を含めた全ての事業が終了しました。
ODAの援助額が1番多い国はどこですか?
途上国援助(ODA)総額の多い国
順位 | 国名 | 途上国援助総額(100万米ドル)(2021年) |
---|---|---|
1 | アメリカ合衆国(米国) | 47,805 |
2 | ドイツ | 33,272 |
3 | 日本 | 17,634 |
4 | 英国 | 15,712 |
外務省は13日、2022年の日本の途上国援助(ODA)の実績(暫定値)が174億7533万ドルで、前年より0・9%減ったと発表した。 減少は円安が進んだためで、円ベースでは前年より18・7%多い2兆2968億円。
ODAの支出額はいくらですか?
2.政府開発援助(ODA)
贈与相当額は17,634百万ドルとなり、前年に比べ1,374百万ドルの増加となりました(対前年比8.4%増)。 支出総額は21,951百万ドルとなり、前年に比べ1,647百万ドルの増加となりました(対前年比8.1%増)。
円借款の特徴 -開発途上国のオーナーシップを支援-
資金の返済を求める円借款は、開発途上国に借入資金の効率的な利用と適切な事業監理を促し、開発途上国のオーナーシップを後押しします。 また、円借款は返済を前提とした資金援助であるため、日本にとっても財政負担が小さく、持続性のある支援手段です。
ODAの支出金はいくらですか?
2.政府開発援助(ODA)
贈与相当額は17,634百万ドルとなり、前年に比べ1,374百万ドルの増加となりました(対前年比8.4%増)。 支出総額は21,951百万ドルとなり、前年に比べ1,647百万ドルの増加となりました(対前年比8.1%増)。途上国援助(ODA)総額の多い国
順位 | 国名 | 途上国援助総額(100万米ドル)(2021年) |
---|---|---|
1 | アメリカ合衆国(米国) | 47,805 |
2 | ドイツ | 33,272 |
3 | 日本 | 17,634 |
4 | 英国 | 15,712 |
この他、日本のODA供与先として大きな実績があるのは、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、パキスタン、インド、バングラデシュ、スリランカといった東南アジア、南アジア諸国である。 2010年代にはインドが第1位に浮上している。 日本外交が中国への対抗からインドに力を入れるようになったことがうかがえる。
我が国の実績は、米国、ドイツに次ぐ第3位です(前年も、米国、ドイツに次ぎ3位。)。 また、DACメンバーのうち、EUを除く30か国のODA実績合計は2,040億米ドル(前年は1,860億米ドル)です。
ODAで日本が援助している国はどこですか?日本のODAの支援先はアジアが半数近くを占めていて、その次にアフリカや中東を援助しています。 具体的な国でいうとインド、ベトナム、イラク、バングラディシュ、ミャンマーなどです。
ODAの最高額はいくらですか?ODA額と対GNI比
2022年のDACメンバーのODAの総額は2040億米ドル(26兆8256億円:OECDの2022年の円レート:1ドル=131.498円にもとづく)となりました。 これは2021年に比べて13.6%増です。 4年連続で歴代最高額を更新しました。
円借款を実施しているのはどこですか?
円借款(有償資金協力)は、日本国政府が開発途上国の社会・経済発展を支援するために行う政府開発援助の一つで、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施しています。
円借款の実施は国際協力銀行が行っており、財源としては税金や国債などを財源とする一般会計、財政融資資金借入金、自己資金など大きく分けて3つあります。 支援の内容としては、主として電力やガス、運輸、通信、農業といった経済社会インフラが供与の対象となっています。我が国の実績は、米国、ドイツに次ぐ第3位です(前年も、米国、ドイツに次ぎ3位。)。日本のODA実績は、70年代、80年代を通じて増加、1989年にはアメリカを抜いて初めて「世界最大の援助国」になりました。 その当時の援助総額は約90億ドル。 その後も1990年を除き、2000年までの10年間、日本は世界最大の援助国でした。