同じ電気を使う電子レンジとIHクッキングヒーターでは、電子レンジで調理する方がIHに比べて、かかる時間も電気代も削減が可能なケースは多いようです。 ガスコンロと比べた場合は、圧倒的に電子レンジの方がお得という計算結果になっています。IHクッキングヒーターのデメリット
- 調理器具が限定される IHクッキングヒーターは使用できるお鍋やフライパンが限られています。
- 火加減が分かりにくい 長年ガスコンロを使用してきた方の中には、「IHクッキングヒーターは炎が見えないので火加減が分かりにくい」とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
- 火の怖さを教育できない
IHがなかなか普及しないのにはさまざまな理由がありますが、その理由のひとつにガスとIHの操作感の違いもあると見られています。 調理にとって火加減は最も大切な要素ですが、IHは火の強さがひと目で直感的に分からない、という不安があります。 特にシニア世代ほど、慣れ親しんだガスコンロから離れられないことでしょう。
IHコンロを使うと困ることは何ですか?IHクッキングヒーターのデメリット
- 1.同時に強火の調理は難しい IHは電力を使いますが、電力はご家庭ごとに容量が決められているため、同時に強火の調理はできません。
- 2.IH対応の調理器具が必要 IH対応のフライパンやお鍋を使わないと調理ができません。
- 停電時は使えない
IHの1ヶ月の電気代はいくらですか?
各メーカーで紹介されている、日本電機工業会調べのIHクッキングヒーターの1ヶ月の電気代は、標準的な4名家族世帯、朝・昼・夕食時に標準的なメニューで、約1,170円※1です。 また、1日分の献立を想定してパナソニックが試算している電気代は、1日あたりわずか32.6円※2です。弱火の消費電力がおよそ200〜500Wーであるため、1時間あたりの電気代は6.2〜15.5円です。 中火になると消費電力が700〜1,400Wであるため21.7〜43.4円。 また、強火を使用すると消費電力が2,000〜3,000Wと大きくなり電気代は62〜93円になります。
IHで揚げ物をするのは危険ですか?
キッチンで起こる火災の原因
IHクッキングヒーターのトッププレートは、スイッチを入れるとすぐに200~300℃になるので、天ぷら油火災が起きやすいのです。 少ない油で揚げ物をしようとすると、急激に油の温度が上がり、センサーの反応が間に合わず火が上がり、余計危ないという場合が多いのです。
安全にお使い頂くためのご注意
基本的に、IHコンロで揚げ物・フライ料理はしないこと。 揚げ物・フライ調理には専用のフライヤーやフライヤー機能を持ったIHコンロ等を使用すること。 通常のIHコンロに温度センサーが付いている場合、揚げ物・フライ調理には、その温度調節機能を使用しないこと。
IH対応かどうやったらわかりますか?
確実な見分け方 磁石(冷蔵庫に貼るマグネットのシール等)をなべ底の外側に貼り付け、磁石がくっつけばIHで使用可能です。 もしくっつかなければIHには反応しません。「IH(対応)」と記入されている物はガス火にも問題なくお使い頂けます。 逆に「ガス(火専用)」と記載されている製品はIHにはお使い頂けません。 IHに使えるフライパン・鍋は外側の底面に丸穴が沢山空いたステンレス板が打ち込まれているものがほとんどなので、底裏を見て判別しましょう。まずは気になる光熱費ですが、結論からいうとIHのほうがお得。 なぜならガスコンロに比べると、IHは熱効率が高くムダが少ないからです。 ガスコンロは熱効率があまりよくなく、約半分の熱が逃げてしまいます。 ガスコンロでの調理中にキッチンが暑くなってしまうのも、熱が逃げているのが原因の1つです。
IHクッキングヒーターとガスコンロはどちらが安い? 光熱費で比較すると「都市ガスを使用したガスコンロ」が最もで安いです。 光熱費を重視するのであれば、都市ガスがある地域ではガスコンロ、都市ガスがない地域ではIHクッキングヒーターを選ぶとよいでしょう。
IHでお湯を沸かすのにどのくらい時間がかかりますか?お湯を沸かすのもスピーディ
例えば、3.2kWのIHヒーターなら、1Lの水が約2分12秒※で沸かせます。 3.2kWのハイパワーと高い熱効率でムダなくスピーディに加熱することで、たっぷりのお湯も素早く沸かすことができます。 ※パナソニック調べ(2023年8月時点) 水温20℃の水1Lを90℃にするための時間。
IHの電磁波は体に悪いですか?IHクッキングヒーターの使用時に発生する電磁波は、身近にある家庭用電気製品と同等レベルであることと、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が制定したガイドライン値を大幅に下回っていることから、人の健康に有害な影響を与えることはないと判断しています。
IHで揚げ物を加熱してもいいですか?
基本的に、IHコンロで揚げ物・フライ料理はしないこと。 揚げ物・フライ調理には専用のフライヤーやフライヤー機能を持ったIHコンロ等を使用すること。 通常のIHコンロに温度センサーが付いている場合、揚げ物・フライ調理には、その温度調節機能を使用しないこと。 万一油を使用する場合は、絶対にその場を離れないこと!
指定が特に無いときは、IHクッキングヒーターでフライパンを使って揚げ物ができます。 しかし、IHクッキングヒーターの温度センサーがフライパンの形によっては熱を感知しにくいこともあるため注意しましょう。 熱が入りやすいフライパンは油の温度が高くなりやすいため、揚げ物のときは温度を調節するのが困難になります。※IHでは揚げ物調理はできません。確実な見分け方 磁石(冷蔵庫に貼るマグネットのシール等)をなべ底の外側に貼り付け、磁石がくっつけばIHで使用可能です。 もしくっつかなければIHには反応しません。