IHを使用すると加熱の仕組みによって磁力の反発力が生じます。 その為、軽いアルミ鍋や小さい鍋の場合、使用中に少し動くことがあります。 少し動くとそれ以上動くことを防ぐために、自動的に火力が下がります。 アルミ鍋やフライパンで、底の直径が15cm未満のもの・軽くて薄いもの・底が変形しているものは、動きやすくなります。IHクッキングヒーターは、ガスコンロよりも火力が強いという特徴があります。 IHクッキングヒーターのほうが熱効率がよいため、強い火力で調理が行えます。 IHクッキングヒーターは表面に置かれたフライパンや鍋だけを発熱させるため、火力がほかのところへ逃げていき無駄になることがありません。調理器具の底面の電気抵抗によって発熱するため、IHの電源が入っていても、トッププレートに鍋やフライパンなどが置かれていなければ発熱しないのです。 また、調理器具の底面部が発熱するため、鍋やフライパンの取手や持ち手も熱くなりにくいという特徴も、IHの仕組みならではと言えるでしょう。
IHで揚げ物はなぜダメなのでしょうか?直径20cm以下のものや、玉子焼きフライパンは、引火の恐れがありますので、揚げ物調理はしないでください。 なお、IH(電磁調理器)では、引火の恐れがありますので、揚げ物調理はしないでください。
IHの火力が勝手に上がるのは故障ですか?
故障ではない可能性がございます。 2つ以上のヒーターを同時に使うと、総消費電力を超えないようにするため、左右IHヒーターの火力を自動的に制御します。 IHを使用すると加熱の仕組みにより、磁力の反発力が生じます。 その為、軽い鍋や小さい鍋をご使用すると動くことがあります。IHクッキングヒーターのデメリット
- 調理器具が限定される IHクッキングヒーターは使用できるお鍋やフライパンが限られています。
- 火加減が分かりにくい 長年ガスコンロを使用してきた方の中には、「IHクッキングヒーターは炎が見えないので火加減が分かりにくい」とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
- 火の怖さを教育できない
IHで強火はダメ?
ガスの場合も、IHクッキングヒーターの場合も、強火(最大火力)は絶対に使用しないでください。 鍋の側面やハンドルに炎が回るような火力は必要ありません。 強火は焦げつきや、本体の変形・破損、ハンドルの破損、やけど、火災の原因になります。
鍋底に直接火があたらないくらいの弱い火加減です。 IHの場合は10段階調節の製品で2〜3(300w〜500w)くらいが弱火の火力にあたります。
IHで沸騰させるには何度にすればいいですか?
IH調理器の温度設定では約200~230度、消費電力では約1,450~2,000w相当です。 シャキッと仕上げたい野菜炒めや、煮汁を煮立てるときのほか、コンロでお湯を沸かすときは強火にして蓋をすると早く沸騰します。基本的に、IHコンロで揚げ物・フライ料理はしないこと。 揚げ物・フライ調理には専用のフライヤーやフライヤー機能を持ったIHコンロ等を使用すること。 通常のIHコンロに温度センサーが付いている場合、揚げ物・フライ調理には、その温度調節機能を使用しないこと。 万一油を使用する場合は、絶対にその場を離れないこと!揚げ物モードを使わなくてもちゃんとできるの? 最初に申し上げますと、 揚げ物モードを使わなくても揚げ物を揚げるのには問題ありません ! 通常の加熱モードで、油の温度に注意して使用していただけば美味しい揚げ物が作れます。
電源が入らない 電源が入らなかったり、ボタンが反応しなかったりといった症状は、比較的わかりやすい故障のサインです。 吹きこぼれを何度も繰り返しているうちに、内部の基盤が壊れてしまうなどの原因が考えられます。
IHコンロが壊れる前兆は?IHクッキングヒーターの故障とみられる症状には以下のものがございます。
- ・電源が入らなくなった
- ・スイッチを押しても反応しなくなった
- ・加熱しない
- ・トッププレートにヒビ・傷がある
- ・本体から焦げくさいにおいがする
- ・大きい音がする
IHクッキングヒーターの寿命はどれくらいですか?IHクッキングヒーターの耐用年数は、大体10年から15年と考えられます。 この時期が来たら、IHクッキングヒーター自体が壊れて使えなくなる意味ではありません。 修理できなくなる時期がやってくるのを意味しています。 IHクッキングヒーターなどの製品の部品は、メーカーが10年程度保存しているのが基本です。
IHの強火と弱火では電気代はいくらくらい違いますか?
IHクッキングヒーターの電気代
火力 | 消費電力の目安 | 1時間あたりの電気代の目安 |
---|---|---|
弱火 | 100~370W | 約3.1~11.47円 |
中火 | 500~1,000W | 約15.5~31円 |
強火 | 1,450~2,500W | 約44.95~77.5円 |
2024/01/29
いきなり強火で加熱すると、極度の空だき状態となり、フライパン底面が変形することがあり危険です。 必ず中火以下で予熱をします。 弱火から初めて徐々に中火にしていくのが望ましいです。A:IHクッキングヒーターは、火が出ないので、消し忘れや調理中の袖への引火による火事や火傷の心配がなく安全です。 これは、磁力発生コイルに高周波電流を流し、なべ底を通過するとジュール熱が発生するという仕組みによるものです。 金属製の鍋を置かなければ、スイッチを入れていても、天板が熱くなることはありません。また、おおよそ100キロヘルツ(kHz)以上の高い周波数の電磁界では、体温を上昇させる熱作用があります。 しかし、普通の生活環境においては、そのような強い電磁界をあびることはありません。 したがって、家庭で使用している IH 調理器や電子レンジからの電磁界が健康に影響を及ぼすことはないと考えられます。