1時間に何ミリで警報？
気象庁によると、一時間降水量20mmを超えるとワイパーを速くしていても見づらくなり、「激しい雨」と表現される30mmを超えると道路が川のようになって高速走行中にハイドロプレーニング現象（水膜でブレーキやハンドルが効かなくなる）が起こり、50mm以上の「非常に激しい雨」では車の運転は危険。雨の強さと降り方

1時間雨量 (mm) 予報用語 人への影響
10以上～ 20未満 やや強い雨 地面からの跳ね返りで足元がぬれる
20以上～ 30未満 強い雨 傘をさしていてもぬれる
30以上～ 50未満 激しい雨
50以上～ 80未満 非常に 激しい雨 傘は全く役に立たなくなる

大雨警報と大雨注意報の意味とは？

発表の目安 大雨注意報 大雨警報
1時間雨量 30mm以上 50mm以上総雨量120mm以上
3時間雨量 50mm以上 70mm以上

2023/07/03

1時間に10ミリの雨はどのくらいの強さですか？1時間の雨量が10mm以上20mm未満の場合は「やや強い雨」という表現を使います。 ザーザー降りで、地面一面に水たまりができ、跳ね返りで足元が濡れる程の雨です。 屋内では、雨音で話し声が聞き取りにくくなります。 この程度の雨でも長く降り続く場合は、川の増水や低い土地の浸水など大雨災害に注意が必要です。

雨が5mm降るとどれくらいの量になりますか？

例えば、降水量が5mmの場合は1時間に降った雨がその場で溜まると水深が5mmになります。 降水量5mmの目安は、1平方メートルの広さに1時間で5リットルの雨が降ったことになります。降水量の目安

降水量 車に乗るとき
10mm ワイパーが必要
20mm ワイパーを速くしても見づらい
30mm 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる（ハイドロプレーニング現象）
50mm 車の運転は危険

20mmの雨はどれくらいの強さですか？

降水量の目安

降水量 イメージ
20mm どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる
30mm バケツをひっくり返したように降る
50mm 滝のように降る（ゴーゴーと降り続く） 傘は全く役に立たなくなる
80mm 息苦しくなるような圧迫感がある恐怖を感ずる


1時間に20～30mmの雨 どしゃ降りの雨。 傘をさしていても濡れてしまいます。 1時間に30～50mmの雨 バケツをひっくり返したような雨。 1時間に50mm以上の雨 滝のように降り、あたりが水しぶきで白っぽくなります。

大雨 1時間に何ミリ？

1時間に80mm以上の雨。降水量の目安

降水量 イメージ
20mm どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる
30mm バケツをひっくり返したように降る
50mm 滝のように降る（ゴーゴーと降り続く） 傘は全く役に立たなくなる
80mm 息苦しくなるような圧迫感がある恐怖を感ずる

雨の量は一定の時間降り続けた雨がたまった時の水の高さで表されます。 やや強い雨の中にビーカーを置いて一時間たつと、高さは１５ミリメートルになりました。 この時の雨を、「１時間に１５ミリの雨」と言うのです。

降水量1mmなら、傘をささなくても大丈夫な雨の量です。 降水量10mm以上になると傘がないとびしょ濡れになりますし、降水量が30mmを超えるなら外出は控えた方が無難です。

8ミリの雨はどれくらいの強さですか？時間雨量の目安

時間あたりの雨量 降雨の状況
8～15mm未満（やや強い雨） 雨の降る音が聞こえる
15～20mm未満（強い雨） 地面一面に水たまりができる 雨の音で話がよく聞き取れない 寝ている人の半数くらいが気づく
20～30mm未満（激しい雨） どしゃ降りになり傘をさしてもぬれる

降水量20mmで車に乗るとどうなりますか？降水量の目安

降水量 車に乗るとき
10mm ワイパーが必要
20mm ワイパーを速くしても見づらい
30mm 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる（ハイドロプレーニング現象）
50mm 車の運転は危険

雨の量が3ミリだと運転してもいいですか？

1時間に30mm以上～50mm未満の「激しい雨」が降ると、道路が川のようになり、ブレーキが利かなくなることもあるので、車の運転は危険だ。

時間雨量の目安

時間あたりの雨量 降雨の状況
8～15mm未満（やや強い雨） 雨の降る音が聞こえる
15～20mm未満（強い雨） 地面一面に水たまりができる 雨の音で話がよく聞き取れない 寝ている人の半数くらいが気づく
20～30mm未満（激しい雨） どしゃ降りになり傘をさしてもぬれる

たとえば、「1時間に30mmの激しい雨」が降った場合、1時間で雨の水深が3cmになるということです。 意外と少ないと感じる方もいるかもしれませんが、1時間に30mmの雨というのは、1㎡に30L（重さにすると30kg）の雨が降ったことになります。1時間に80mm以上の雨。 災害が発生するおそれのある雨。 気象庁HPの過去の気象データ検索の天気概況については、該当期間に30ｍｍ以上の雨の場合に記述される。