送り盆も迎え盆と同じように、何時から何時にかけて行えばよいのかわからない方も多いかもしれません。 送り盆を行う時間は、朝から晩にかけてです。 お盆の最終日の午前中は、中日と同様にご先祖様と共に過ごすことで供養とします。 そして夕方から夜にかけて送り火であの世へと送り出すのが一般的です。迎え火は盆入りの8月(又は7月)13日に、送り火は盆明けの8月(又は7月)16日(又は15日)に行います。 お盆は先祖と過ごす期間とされていて、先祖が迷わずに家まで帰るための目印として迎え火を焚き、現世から迷わず帰るための出発地点として送り火を焚くと言われています。家族の仕事が終わる時間や親戚の集まる時間に合わせて迎え火を焚いても問題ありません。 送り火を焚くのは8月16日(新の盆は8月16日)の夕方17時くらいの時間です。 迎え火と同様、送り火の時間も定められていません。 17時くらいから19時くらいまで2時間ほど焚く家が多いようです。
曹洞宗の送り火は何時からですか?心を込めてお迎えし、お盆期間中十分おもてなしをした先祖霊がお戻りになる日(十五日)です。 迎え火と同様に送り火を午後五時~七時までの間に玄関先などで麻幹(おがら)を焚きます。 団地やマンションの方も迎え火と同様な形で送って下さい。 夕刻には精霊棚のお飾りやお供え物を真菰などに包み精霊送りします。
送り盆は15日でも大丈夫ですか?
また、どうしても盆明けの15・16日に送り火を焚く時間がないという場合は、日程を調整しても問題ありません。 大切なのは、ご先祖様に対する供養の心です。 〇送り火を行う時間盆明けの日も、午前中はご先祖様の霊はまだ自宅にいるとされています。【送り盆】お盆の最終日に霊をあの世へ送る
送り盆は、お盆の最終日に先祖の霊をあの世へ送ることで、夕方以降に行うことが多いです。 迎え火と同じ場所で同じように送り火を焚き、先祖の霊が無事にあの世へ帰ることができるように、見送ります。
お盆の火は毎日焚くの?
迎え火・送り火(むかえび・おくりび)
13日から16日まで毎日焚く家庭や、迎え火は13日だけ、送り火は16日あるいは15日だけ、というように、家庭ごとにやり方が異なります。 祖霊が帰ってくるときに、火が目印になるとも、煙に乗ってくるともいわれます。 16日、祖霊を送ります。
仏壇が自宅にない場合など、位牌がないときは、簡単な精霊棚を作りましょう。 小さなテーブルの上に和紙を敷き、お花やお水、精霊馬などを並べ、季節の果物などをお供えしてもいいでしょう。 線香のかわりにお香でもよいでしょう。
送り盆には何をしますか?
送り盆では、家族そろって食事するだけでなく、ご先祖様や故人の霊が滞在するとされる盆棚にもお供え物をします。 お供えする物は「百味五果」や「五供」に基づいたものを基準にしたり、ご飯や家族が食べているものと同じ物をお供えしたりするなど、地域や家庭によってさまざまです。 お供え物は午前中に済ませましょう。〇送り火・迎え火で燃やすもの準備したアサガラを燃やします。 送り火の際は、盆棚に供えていたアサガラを燃やします。 アサガラとは外皮を剥いだ麻のことであり、ホームセンターや生花店で販売しています。 最近ではアサガラが手に入りにくくなっているところもあり、そういう場合には松の木を代用にしているご家庭も多いです。仏壇の火を提灯に入れてお墓や菩提寺まで届け、お墓の前で火を消すのが本来の流れです。 迎え火と同様、現在は昔の風習通りにするのは難しいため、家の前でオガラを燃やして送り火とすることが増えています。
〇送り火を行う日にち送り火を行うのは旧歴の盆なら7月16日、新の盆なら8月16日。 この最終日を盆明けまたは盆の送り日と言いますが、地域によっては15日を盆明けとするところもあり、そういう場合は15日に送り火を焚く場合もあります。
送り盆は15日と16日どっちですか?送り方は地域によって異なり、「迎えは早く、送りは遅く」と言って、お見送りのお墓参りは16日の夕方が望ましいとされる地域や、15日の夜、もしくは16日の朝早くに川や海に精霊船を流して送るという地域もあります。 自宅もしくはお墓、川や海、山などで「送り火」を焚いてご先祖様をお見送りし、お盆飾りの後片付けを行います。
送り盆は8月16日ですか?8月16日は「盆送り火(月遅れ)」の日です。 「月遅れ盆」と呼ばれる毎年8月13〜16日の間一緒に過ごした故人を、送り火を焚いて送り出すことから「月遅れ盆送り火」ともいわれています 。 かつて太陰暦が使われていた明治時代以前は、7月15日を中心とする期間がお盆でした。
送り火ができない時はどうすればいいですか?
できないときは? 3つの代替方法
- 1. 盆提灯を飾る 盆提灯はご先祖様をお迎えする「おもてなし」の意味合いがありますが、自宅を示す「目印」としての役割もあります。
- 代用のローソクを使う おがらの形をした「迎え火・送り火ローソク」に火を灯すことで、おがらを燃やして迎え火・送り火をする代わりになります。
- 形だけ整える
13日
13日 | 飯・・・白飯 汁・・・味噌汁(豆腐・青味) 皿・・・ささげのゴマあえ 平・・・ナス・ひりゅうず・椎茸 坪・・・煮豆 |
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15日 | 飯・・・白飯 汁・・・味噌汁(豆腐 あげ) 皿・・・じゃがいも、ナス、ひりゅうず 平・・・きゅうりのごま和え 坪・・・人参とこんにゃくの白和え |
送り火のやり方 送り火は7月16日、もしくは8月16日におこなうことが多いです。 午前中のうちに精霊棚へお供え物をし、夕方暗くなってきたらご先祖様の魂を送るために迎え火と同じ場所でオガラを焚きます。 また、地域によっては灯篭(とうろう)流しや精霊流しといった伝統行事を送り火とする風習も。送り盆のやり方と準備方法
送り盆は、迎え火を焚いたのと同じ場所・同じ方法で送り火を焚き、ご先祖様の霊をお見送りします。 ゆっくりお帰りいただくため、夕方に行うことが多いですが、これも地域によって異なる場合があります。 新盆の場合は、送り火を焚く際一緒に白提灯を焚くか、または菩提寺に納めます。