警察官はどんな資格が必要か?
警察官になるために、どのような資格が必要ですか。 採用試験を受験するために必要な資格はありませんが、採用後に、警察学校での運転訓練や卒業後に交番等での勤務をする際、普通自動二輪車や自動車に乗車しますので、運転免許は必要です。求められる人材

  • ルールを尊重し、それを守ることができる人 警察組織に限らず、社会には守るべきルール(基本)があります。
  • 目標を掲げ、それを成し遂げた経験のある人 どんな大きな仕事にもゴールがあります。
  • 困難なことに果敢に挑戦してきた人
  • 他人に負けないものを持っている人
  • 他人への思いやりと優しさを持った人

警察採用試験の区分と受験資格

項目 男性 女性
身長 おおむね160cm以上であること おおむね154cm以上であること
体重 おおむね48kg以上であること おおむね45kg以上であること
視力 裸眼視力が両眼とも0.6以上、または矯正視力が両眼とも1.0以上であること
色覚 警察官としての職務執行に支障がないこと

警察官になるのに有利なスポーツは?柔道・剣道・その他の武道で初段以上の資格を取得していれば、採用試験での評価対象となります。 また他のスポーツでも、全日本選手権・国民体育大会・大学選手権・全国高校総合体育大会などへの出場経験があれば、アピールしましょう。 警察学校では、柔道または剣道のどちらかの授業を選択します。

警察官になるためには何学部?

Q7 警察官になるために有利な学部・学科はありますか。 警察官になるために有利な学部・学科はありません。 文系や理系を問わず様々な分野で学んでいた人、異なる分野で働いていた人等、多彩な経歴を持っている者が警察官として活躍しています。公務員試験大卒程度を偏差値で例えると?

公務員種別 偏差値
国家公務員一般職(大卒程度) 60~64
地方上級公務員 60~64(大都市)55~59(中規模以下の都市)
教員 50~54
警察官・消防士・自衛隊(大卒程度) 35~39

警察官になるために何を学ぶのか?

法律や様々な分野の仕事の基礎知識、鑑識技術、逮捕術、二輪操作などの、警察官として現場で必要な内容を、授業と実習を通して学びます。 それ以外にも、体力づくりのための柔道・剣道・各種トレーニングが行われます。 学校内での授業以外に、校外で研修などをすることがありますか。

警察官の採用試験は、幅広い学部・学科の出身者が受験しています。 法学部・経済学部・社会学部・工学部・教育学部など、どんな学部であっても警察官になれるチャンスはあるといえます。 ただ、採用後は刑法などの知識を駆使して働くことになるため、法学部で法律を学んでおくと役に立つ機会が多いかもしれません。

高卒でも警察官になれる?

高卒でも都道府県の警察官を目指せる

地方公務員なので、安定した収入を得られるというメリットもあります。 高卒で警察官になるためには、各都道府県が実施する採用試験に合格することが必要です。 試験にはさまざまな科目があるため、しっかりと対策してチャレンジしましょう。警察官は、「人助けをすることに喜びを感じられる」ことが何より大切です。 加えて、正義感、冷静さ、一般常識力、基礎体力、忍耐強さ、コミュニケーション能力なども求められます。 「気はやさしくて力もち」な人であれば、きっと人に頼られることに喜びを感じることができ、厳しい現場からも常に何かを学ぶことができるでしょう。警察官のやりがいを聞いてみよう

  • 人々の生活と安全を守る
  • 難しい事件を解決したときの達成感
  • 「正義」の具現化
  • さまざまな立場の人と密なコミュニケーションがとれる
  • 幅広い業務に携わることができる
  • 困った人を助けたときの「ありがとう」の声
  • 社会的信用度、注目度の高さ


警察官になるためには、高校卒業以上の学歴が必要になります。 特にどの分野の知識が必要という制限はありませんので、理系でも文系でもOK。 ただし、一般常識が必要な仕事になりますので、公民や国語の能力は高ければ高いほどいいといえるでしょう。 また、部活動などに積極的に参加し、基礎体力を備えておきましょう。

一番難しい公務員は?最も難易度の高い試験は国家総合職や外務省専門職員などで、次に大都市圏の自治体職員や国家専門職であり、専門性は高いが難易度は低めです。 続いて国家公務員(一般職)や地方上級職などで、幅広い科目が出題されます。 次に市役所職員や消防官、警察官が続き、比較的短期の学習で合格できる試験です。

警察官は何学部?Q7 警察官になるために有利な学部・学科はありますか。 警察官になるために有利な学部・学科はありません。

警察官のテストは難しいですか?

警察庁警察の合格倍率は4~10倍程度

警察庁警察の合格倍率は、4~10倍程度です。 そのためきちんと受験対策をしていないと、合格は難しいといえます。 先に紹介したように試験内容は公開されているため、テキストや参考書を使うことで、ある程度合格に向けた準備ができます。

高卒は地方公務員の警察官になるのが一般的

都道府県の警察官の受験資格や試験の実施時期などは、地域によって異なります。 例えば、警視庁の場合は、試験区分は大卒程度の「1類」と高卒程度の「3類」に分かれています。 高校卒業見込みの人だけでなく、既卒でも30歳前後までは受験が可能です。

順位 大学名 警察官
1 日本大 161
2 国士舘大 132
3 帝京大 89
4 東海大 106

高卒で警察官になる難易度

合格倍率は男性警察官・女性警察官に分けて発表されています。 女性は1類(大卒程度)でも合格倍率はほとんど変わりませんが、男性は1類(大卒程度)よりも合格倍率が高く、難易度が高いといえます。