「すてき」は、江戸時代も後半になってから使われ始めたことばですが、その語源は、「すばらしい」の「す」に「的」がついたもの、という説が有力です。辞書によると、「素敵」は「すばらしい」の「す」に接尾語の「てき」を付けた言葉。 漢字は当て字で、かつては「素的」とも表記されていましたが、次第に「素敵」が一般的になったそう。語源としては「すばらしい」+「的」であるとするのが有力。 「素敵」、「素的」、「素適」いずれも当て字であり、うち、「素敵」の表現は大正期に発生し、昭和になってから定着する。
「素敵」とはどういう意味ですか?今でこそ「すてき」は、非常にすぐれているさま、心を引かれるさまといったプラスの意味で使われているが、元来は程度がはなはだしいという意味で、必ずしもいい意味で使われていたわけではなかったのである。 これと同様のことばに、第229回で書いた「すばらしい」がある。
「素敵」の別の言い方は?
次の語句の同義語:素敵な – 日本語
- 素晴らしい
- 良い
- 美しい
- 可愛い
- 綺麗
- 驚くべき
- 凄い
- 見事
「素敵」という熟語には、どうして「敵」という漢字が使われているのですか? 「素」という漢字は、「素顔」「素手」「素材」のように「もとのままで、手を加えない」という意味で使われます。 それが「素敵」となると「もとのままの敵」となって、なんのことやら意味不明、混乱するのももっともです。
「馬鹿」は当て字ですか?
「語源は梵語の「moha」(愚の意)と言う。 「馬鹿」は当て字。」 とあります。 「サンスクリット語bakaまたはmoha(無知・迷妄の意)の音写「莫迦」「慕何」から転じたという説が有力である。
「頂く」は、自分の行動をへりくだりながら、相手を立てる謙譲語表現であるため、上司や取引先など、目上の人に問題なく使用できる表現です。 また、「頂く」は、漢字表記とひらがな表記で意味が異なる言葉のため、ビジネスシーンで使用する際は、混同しないように注意が必要です。
素敵な漢字は?
毎日新聞用語集の「すてき」の項目は「(素敵、素的、素適)→すてき」としています。 用語集では「甚だしい当て字に類する語は仮名書きにする」というルールがあり、例えば「無茶→むちゃ」「野暮→やぼ」のようなものが当てはまります。 「当て字」とは「漢字のもつ本来の意味にかかわらず、音や訓を借りてあてはめる表記」(広辞苑7版)。誤った解釈をすること の意
- 心得ちがい
- 取違え
- 誤認識
- 考え違い
- 思い違い
- 心得違い
- 誤解
- 勘違
清い/清らか/きれい/清潔 の使い分け
「清い」「清らか」は、澄みわたっていて、さわやかで美しい意でも使われ、「きれい」は、「女優のようにきれいな人」のように、整っていてうるわしい、美しく華やかな意でも使われる。 「きれい」「清潔」は、衛生的である意を含んで使われることもある。
喜ばせるようなまたは好ましい の意
- チャーミング
- 素敵
- 素適
- 好いたらしい
- 素的
- 可愛い
- 魅力的
- 微笑ましい
「ステキ」の漢字は?素敵/素的(すてき)とは?
「ばか」と「あほ」の違いは何ですか?バカ… 頭が悪い、または効率の悪い事、人。 アホ… 何も考えていない人、深く考えない人。
「栞」が人名漢字になったのはいつから?
「栞」は1990年から人名用漢字に追加されました。 1980年代に発売されたサザンオールスターズの楽曲、「栞のテーマ」が人気になったことがきっかけだと言われています。 女優の貫地谷しほりさんは母親がサザンオールスターズのファンだったことから「栞」という名前が候補にあがったとのことです。
「いたします」も「致します」も動作は自分です。 自分の行動を相手に問う場合は「いかがいたしますか」で間違いありませんが、相手の行動への質問であれば、間違いです。 正しくは、「いかがなさいますか」になりますので、間違えないようにしましょう。「頂く」との違い 「もらう」「食べる」「飲む」の謙譲語として使う場合は、漢字の「頂く」を使います。 一方、補助動詞として使う場合はひらがなで「いただく」と表記し、「動詞+いただく」の形になります。幽霊漢字 「垈」は「ぬた」と読み、「藤垈」「大垈」などの形で山梨県の地名で使われる漢字です。 逆に、山梨県の地名以外ではまったく使われない漢字で、かつては「幽霊文字」とされていました。 幽霊文字とは、出典不明にもかかわらずJIS漢字に含まれているものを言います。