普段からの確認と整備が、被害を最小限にくい止める結果につながります。
- 市町村、消防署、水防団などからの警戒警報・避難命令などには速やかに従う。
- 避難する時は、みんなと一緒に行動する。
- 持ち出す荷物はなるべく少なく、身軽に動けることを優先する。
- お年寄りや子供を優先し、落ちついて行動する。
これらの情報に注意して、状況が安全なうちに早めに避難するようにしましょう。
- (1)気象情報や河川情報などに注意する
- (2)自治体から避難指示等が発令されたら早めに避難
- (3)避難行動は浸水前に
- (4)避難時は隣近所に声をかけて集団で行動を
- (5)車での避難は危険
- (6)橋や川の近くは危険
7つの基本的な行動
- 避難しやすい服装に着替える
- 避難するときに持っていくものを準備する
- 今後の台風を調べ始める
- 川の水位を調べ始める
- 住んでいるところと上流の雨量を調べ始める
- 安全なところへ移動を始める
- 避難完了
洪水から逃げる方法は?避難の方法(河川氾濫・内水氾濫)
- 避難行動判定フロー
- 積極的に情報を入手
- 浸水より高い場所へ
- 原則歩いて避難
- 浸水した道路は通らない
- 低い道路は通らない
- 自宅にとどまるなら十分な準備を
- 災害伝言ダイヤル(171)
洪水が起きた時に必要な持ち物は?
非常用持ち出しバッグの内容の例(人数分用意しましょう)
- 飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
- 懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
大雨発災時のNG行動
- 外へ出ない
- 地下施設から地上へ、地上からより高い場所へ避難する
- エレベーターを使わない
- 河川や用水路の周辺に近づかない
- アンダーパスには近づかない
- 山などの急な斜面には近づかない
川で洪水に備える工夫は?
水害に強いまちづくり・自然にやさしい川づくり
- 河道の改修:河川の幅を広げたり、堤防を築いたりする
- 調節池の整備:河川から流れる水を一時的に溜める池をつくる
- 排水機場の整備:地盤の低い小さな川から、大きな川に流すポンプの設置を整備する
- 流出抑制対策:雨が校庭や公園などに溜めたり浸みこむように作る
大雨で川を流れる水が急に増え、その水が堤防(堤防)などを越えてあふれ出ることを洪水(こうずい)といいます。 洪水が起こると市街地(しがいち)では道路が水につかって交通がマヒし、家が水につかったり、がけくずれが起こったりといった水害が起こります。
洪水から逃げるタイミングは?
避難場所への移動は、 浸水する前に行うことが基本です。 お住まいの市町村が発令する避難勧告が発令されたら、ためらわず避難するこ とが水害の行動として重要です。 避難指示は、避難勧告より事態が切迫していることを意味するので平常心を保ち ながら、迅速に避難行動をとることが必要です。Page 1
- 事
- ●お住まいの場所などの想定される「浸水の有無」「浸水の 深さ」「浸水の継続時間」について確認しましょう。
- 水害のリスクや避難所・避難経路を事前に確認
- 避難行動を事前に確認
- ●洪水予報や避難指示等の防災情報の種類や内容を確認し、
- いざ!という時のために、ご家庭で確認・注意し、身を守る行動をまとめました。
水害に強い家にするための対策6選
- 対策①:水の侵入口を土のうで塞ぐ
- 対策②:下水道の側溝や雨水枡を掃除する
- 対策③:定期的に屋根や外壁のメンテナンスをする
- 対策④:分電盤、温水ヒーター、室外機はなるべく高い位置に置く
- 対策⑤:キッチンやリビングを2階にする
- 対策⑥:1階と2階のブレーカーを分ける
その結果、今回の大雨で水害発生の可能性が高い地域が多かったのは、高知県(82%)、京都府(81%)、広島県(80%)、岡山県(75%)、兵庫県(74%)、愛媛県(62%)、大阪府(62%)でした。 つまり、水害リスクの高いエリアのうち、最大で約80%の広域で、水害が発生した可能性が高いと言えます。
洪水のときの服装は?避難するときの服装 水害時に避難する際の服装は、動きやすい長袖・長ズボンが基本です。 手には滑り止めがついた手袋や軍手を着け、肌の露出をできる限り抑えて移動中のケガのリスクを減らしましょう。 また、落下物から頭を守るために、防災ずきんやヘルメット、なければ帽子をかぶります。
洪水が起きたときの服装は?●身軽(みがる)で目立つ服装(ふくそう)をしましょう。 避難する時は、手には軍手をはめ、レインコートやカッパなどの雨具を着ましょう。 できるだけ軽くて、目立ちやすい色(けい光色など)のものを着ましょう。 また、風が強い時はヘルメットをかぶりましょう。
大雨 どこに逃げる?
避難所へ避難できない場合は、近くにある鉄筋コンクリート製などの頑丈な建物のできるだけ高い階に避難してください。 近くに該当する建物がなく自宅に居る場合でも同様にしてください。 近くに山や崖など、崩れる恐れのある斜面がある場合は、斜面から離れた部屋に避難してください。
大雨で川を流れる水が急に増え、その水が堤防(堤防)などを越えてあふれ出ることを洪水(こうずい)といいます。 洪水が起こると市街地(しがいち)では道路が水につかって交通がマヒし、家が水につかったり、がけくずれが起こったりといった水害が起こります。総括 川で身を守るには
- 1.天気や川の情報を調べる。 天候の変化に気を配り、対応する
- 2.遊ぶ場所とその下流をよく観察し、危険な場所や人工物の無い場所で活動する
- 3.ライフジャケットを用意し、正しく着用する
- 4.生身での「背浮き」やライフジャケットを着用した泳ぎ方を知っておく
いつ避難したら良いか
夜暗くなってからの避難は危険ですので、日没前の明るいうちに避難を完了できるようにしましょう。 また、危険を感じる場合などは、自らの判断で早めに避難することも重要です。 すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高い状況のため、すぐに命を守るための最善の行動をとってください。