洪水が起きる理由は何ですか?
水害の原因は大雨です。 地球温暖化によって 大雨の降り方の変化にとどまらず、これまで大 雨を経験したことがない地域でも大雨が降り、 また、過去に大雨を経験した地域では雨量が極 端に増加することが、日常的に起こるように なってきました。我が国は,その急峻な地形ゆえに,河川は著しく急勾配であり,ひとたび大雨に見舞われると急激に河川流量が増加し,洪水などによる災害が起こりやすくなっている。 特に,洪水時の河川水位より低い沖積平野を中心に人口が集中し,高度な土地利用が行われるなどの国土条件の特徴と相まって,河川の氾濫等による被害を受けやすい。山鳴りがする。 川が急に濁ったり、流木が混ざり始める。 降雨が続いているのに、川の水位が下がる。

洪水に気をつけることは何ですか?洪水対策として最も重要なものは、私たち自身の日頃からの備えなのです。

  1. 天気予報や気象状況に気をつける。
  2. 非常食や持ち出す物などを準備しておく。
  3. 避難場所や避難経路を確認しておく。
  4. 大雨や台風に備えて家のまわりを点検整備しておく。

洪水が起こりやすい時期はいつですか?

初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮等による自然災害が発生しやすい季節です。 皆さんが早めの避難などの防災行動をとることができるよう、気象庁は様々な「防災気象情報」を発表しています。その結果、今回の大雨で水害発生の可能性が高い地域が多かったのは、高知県(82%)、京都府(81%)、広島県(80%)、岡山県(75%)、兵庫県(74%)、愛媛県(62%)、大阪府(62%)でした。 つまり、水害リスクの高いエリアのうち、最大で約80%の広域で、水害が発生した可能性が高いと言えます。

なぜ最近水害が増えているのか?

水害や土砂災害のリスクが高まっている背景には、気候変動による大雨や豪雨の発生のほかに、都市化の影響があるとも言われています。 都市化によって排水機能が発達し、都市に降った雨が短時間で一気に河川に流入するようになったことや、潜在的に災害の危険性のある土地が宅地へと開発されてきたことなどが挙げられます。

長崎大水害 観測史上最大の雨

1982年(昭和57年)7月の長崎大水害。 犠牲者は299人に上り、建物の全壊は600棟近く、床上・床下浸水は3万7000棟あまりとなるなど大きな爪痕を残しました。 長崎の都市インフラが破壊され、「都市型災害」の始まりとも言われました。

洪水が起きたらどうすればいいのか?

STEP1 洪水時の基本的な行動を考えて並び替えてみましょう

  1. 避難しやすい服装に着替える
  2. 避難するときに持っていくものを準備する
  3. 今後の台風を調べ始める
  4. 川の水位を調べ始める
  5. 住んでいるところと上流の雨量を調べ始める
  6. 安全なところへ移動を始める
  7. 避難完了

STEP1 洪水時の基本的な行動を考えて並び替えてみましょう

  • 避難しやすい服装に着替える
  • 避難するときに持っていくものを準備する
  • 今後の台風を調べ始める
  • 川の水位を調べ始める
  • 住んでいるところと上流の雨量を調べ始める
  • 安全なところへ移動を始める
  • 避難完了

大雨や雪解け水で川の水量が増し、堤防を越えて周辺に水が及び被害をもたらします。 洪水が起きた際、住居の被害として床下浸水、床上浸水、全壊、半壊などが想定されます。 床上浸水のような場合、水が引いたとしても汚れや匂いのせいですぐに生活に使えるような状態ではありません。

このデータは2019年のデータで2019年19号台風被害が大きく影響しています。 自然災害ランキングと水害被害額ランキングから、滋賀県がどちらも1位になっていました。

日本で一番安全な地域はどこ?治安の良し悪しを考える時に重要な犯罪遭遇率(何人に1人が犯罪にあう確率か)を見てみると、治安が良い都道府県1位は秋田県で511人に1人、2位は岩手県で454人に1人、3位は長崎県で407人に1人という結果となりました。 刑法犯認知件数がもっとも少なかった島根県は遭遇率では363人に1人で6位となっています。

水害が多い県は?その結果、今回の大雨で水害発生の可能性が高い地域が多かったのは、高知県(82%)、京都府(81%)、広島県(80%)、岡山県(75%)、兵庫県(74%)、愛媛県(62%)、大阪府(62%)でした。 つまり、水害リスクの高いエリアのうち、最大で約80%の広域で、水害が発生した可能性が高いと言えます。

水害が多い季節はいつですか?

水害は身近な災害のひとつだといえます。 水害の発生は、毎年6月~7月の梅雨のシーズンや8月~9月の台風シーズンに集中しています。 特に、近年は、ゲリラ豪雨と呼ばれる時間雨量50mmを超える豪雨の発生件数が増加傾向にあります。

史上最大の昭和56年洪水とは

昭和56年の豪雨で石狩川流域では大洪水が発生し、石狩川流域全体の被害額は約1,000億円に上った。伏木富山港がある富山県は全国的にみて自然災害が少ない県です。 地震については、過去30年間(1991~2020)の震災回数が全国最少であり、また、台風については、過去10年間(2009~2018)の水害被害累積額がもっとも低い都道府県のひとつになっています。内水氾濫が起こりやすい場所は、雨水が地中に浸透しにくいコンクリートやアスファルトで舗装されている都市部や、周囲よりも標高が低い場所などです。