特に、壁が少なかったり、開口部が多かったり、屋根が重かったりといった特徴のある家屋は、地震の揺れに弱いと言われています。 昭和56年6月以降に建てられた家屋であっても、経年劣化に加え、増改築による耐震性の低下も考えられます。チェック! こんな土地は沈下しやすいかも
- 近くに水田がある
- 過去に湿地帯だった
- 周辺に高低差がある
- 近くの電柱が傾いている
- 近くに地面の波打ち、道路のひび割れがある
- 近くに川や池、沼がある
耐震性のある家にいるなら1階。 耐震性のない家なら2階にいるのが安心です。 ただし、2階の方が、1階よりよく揺れるので、家具固定の必要があります。 地震だけではなく、災害時には2階だと逃げにくいので注意が必要です。
地震で倒壊する家の特徴は?地震で倒壊する家の特徴とは
- 老朽化が進み、内部にダメージがある家 一度傾いた家が自然に直ることはありません。
- 築年数が古く、建築当時の構造のままの家
- 風通しがよく、大きな吹き抜けのある家
- 柱や壁の配置のバランスがとれていない家
- シロアリの被害に遭っている家
- L字型やH字型など、複雑な形状の家
- 安否確認の手段
地震が起きたら家のどこが安全ですか?
避難経路となる玄関まで近く、倒れてくる恐れがある家具や照明が周囲に少なく、割れる恐れがある窓ガラスが近くにない場所が、家の中で一番安全と言えます。 また、ガラスに飛散防止フィルムを貼ったり、寝室に家具を置かないようレイアウトを変えたりといった対策を行うことで、家の中の安全性はさらに高まります。最近建てられた家で耐震性が十分ならば、1階に避難するようにしましょう。 1階に避難しておくことですぐに外に逃げられます。 逆に築年数が20年以上たっていて耐震性に不安のある家ならば2階に避難する方が良いでしょう。 耐震性の弱い家は地震で1階だけが潰れている場合が多いからです。
地盤の良い地域はどこですか?
全国の都道府県別で地盤の強い場所は、
- 1位 沖縄県 82.754点
- 2位 群馬県 78.998点
- 3位 福島県 78.903点
- 4位 栃木県 78.630点
- 5位 熊本県 77.758点
- 6位 岩手県 76.941点
- 7位 茨城県 75.193点
- 8位 長野県 75.189点
家を建てるなら硬質地盤がオススメ
硬質地盤のメリットとしては、低地よりも大雨や地震、津波などの水害に強いことです。 硬質地盤は大きな地震で発生する液状化現象の発生リスクも低いのです。 硬質地盤なら水が噴き出す余地も少なくなりますし、何より地震の揺れにも強い特徴があります。
地震で潰れやすい階は?
地震で潰れやすいのは1階ですが、災害リスクが高いのは高層階です。 主に2次的な被害が発生する可能性が高まります。 例えば、地震の揺れは高層階の方が高く感じます。 大きくて長い揺れが続くので、家具が倒れたり、ものが落ちたりするかもしれません。耐震性能が低く倒壊する可能性がある建物なら、2階にいた方が安全といえます。 逆に十分耐震性能が高い建物なら、揺れの少ない1階の方が安全です。現行耐震基準で建てられており、耐震基準適合証明書にある築年数要件を満たすことも明らかだからです。 築後年数要件とは、非耐火住宅(木造住宅等)は20年以内、耐火住宅(マンションなど)は25年以内となっています。
木造住宅への影響
震度 | 耐震性の低い家 |
---|---|
震度5強 | 壁にひび割れや亀裂がみられることがある |
震度6弱 | さらに大きなひび割れや亀裂、瓦の落下や建物が傾くこともある |
震度6強 | ひび割れや亀裂が多くなり、建物の傾きや倒壊が増える |
震度7 | さらに建物の傾きや倒壊が増える |
地震の心配がない県はどこですか?地震発生件数が多いのは、直近の10年間で調べると東日本大震災が起こった福島県や宮城県などの東北地方で、その次が東京を含む関東甲信越地方とされています。 一方、地震が少ない都道府県としては、富山県・三重県・香川県などが挙げられ、これらの県は比較的地震のリスクが少ないといえるでしょう。
日本で一番安全な県はどこ地震?【第1位】滋賀県 「30年以内に大地震が起こる可能性はほぼ0%」といわれるほど、滋賀県は地震の少ない県として知られています。
日本で1番地盤が強い都道府県はどこですか?
1 位 沖縄県 82.754 点那覇市をはじめ、琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁が固まった岩の台地と丘陵地が広く分布しており、低地の町の沿岸大都市と比べて良い地盤のエリアが多いことから、全国 1 位のスコアとなりました。
道路の両側及び川沿いに危険度の高い地域が集まっていることがわかります。 総合危険度で最も危険とされたのは荒川区の荒川6丁目でした。 墨田3丁目は6番目、押上3丁目は9番目です。 “建物倒壊危険度”のランキングでみると、1位が京島2丁目、2位が京島3丁目でした。上位3位都道府県のランキング結果
- 1位 沖縄県 82.754点 那覇市をはじめ、琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁が固まった岩の台地と丘陵地が広く分布しており、低地の町の沿岸大都市と比べて良い地盤のエリアが多いことから、全国1位のスコアとなりました。
- 2位 群馬県 78.998点
- 3位 福島県 78.903点
このランキングによると、23区のトップ3は第1位「練馬区」、第2位「杉並区」、第3位「豊島区」となっています。 ここからは、地盤が強いとされる理由と各区の地盤の特徴を解説していくので、住宅購入を考えている方は一緒にチェックしていきましょう。