老齢厚生年金の最高額は月額約30万円、老齢基礎年金を合わせると約37万円となります。老齢厚生年金の最高支給額をもらうためには、厚生年金に加入していた間の平均年収が最低限1212万円以上でなければならないのです。 なお、令和3年度末における標準報酬月額別被保険者数で、標準報酬月額上限の「第32級(65 万円)」に該当するのは男性が217万9000人、女性が27万6000人の合計245万5000人でした。平均年収が700万円ならば、63歳まで厚生年金に加入して働くことで「年金月20万円」が達成できます。 しかし、それ以下の場合は65歳まで働いても年金月20万円には届きません。 では、65歳以降、70歳まで厚生年金に加入しながら働いたらどうなるでしょうか。
年金満額受給は給与いくらまでですか?老齢年金を受給する場合、 収入と年金の合計額が48万円以下であれば、老齢厚生年金を満額受給できる ようになります。 定年退職後も働くのであれば、毎月の給与と老齢厚生年金の合計が月額48万円を超えないようにするのも方法の1つです。
厚生年金の受給額は毎月いくらですか?
厚生年金(国民年金分含む)の平均受給月額は、約14万4,000円です。 厚生年金の受給額は、保険料の納付月数と収入によって決まるため、収入が高いほど受給額も多くなります。 男女差があり、男性の平均受給月額は約16万5,000円、女性は約10万3,000円です。生涯平均年収が300万円の会社員が受け取れる年金は、月12万円程度(老齢基礎年金:6万4,000円、老齢厚生年金:5万4,000円)です。
厚生年金のサラリーマンの妻はいくら受給しますか?
③会社員+パート
夫婦の合計年金額 | 約25.6万円 | |
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会社員(夫or妻)の年金受給額 | 厚生年金:約14.4万円 | 国民年金:約5.6万円 |
パート(夫or妻)の年金受給額 | 厚生年金:なし (扶養内で働く場合) | 国民年金:約5.6万円 |
2022/11/08
したがって、「厚生年金」の最高月額は、63万5000円(年額762万円)以上の収入がある方の場合に受け取れる「月額30万3,000円」(令和4年度)となります。 さらに、「国民年金基金」や「厚生年金基金」に加入していれば、税法上公的年金と同様に優遇される加算額もあります。
年金を毎月15万円もらうためには年収でいくら必要なのかを解説しますか?
以上のように、40年間、平均的な年収がおよそ436万円(月額36万2931円)であれば、将来、月15万円の年金を受け取れるということになります。 また、老齢厚生年金は、要件を満たす配偶者がいると配偶者加給年金を受け取ることができます。上記の計算でだいたいの年金額を把握することができます。 ・国民年金は満額納めたとして786,000円とします。 年金額=300万×40年×55=660,000円+786,000円=1,446,000円が大体の年金額となります。 月に均してみると約12万円が受給額となります。結論、60歳・65歳以上は年金もらいながらパートで働くことはできます。 65歳以降満額の年金をもらいながら働くには厚生年金保険に加入せず働く必要があります。 ただし、厚生年金保険に加入する条件に当てはまらないように働かなければなりません。 厚生年金保険加入条件としては以下の3つです。
厚生年金保険料の夫婦年金額
厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」で公表している男女別厚生年金の平均年金受給額は「男性:約170,000円 女性:約109,000円」です。 つまり、仮に夫婦が厚生年金に加入している場合は、夫婦合わせると約279,000円受け取れることになります。
年金を月15万円もらうには年収はどれくらい必要ですか?年金を毎月15万円もらうのに必要な平均年収
仮に厚生年金に40年(480カ月)加入した場合、1人世帯で公的年金を毎月15万円もらうには平均年収で約458万円が必要です。 また、専業主婦(夫)世帯と共働き世帯は国民年金(満額:159万円)で毎月15万円はまかなえるので、平均年収を気にする必要はありません。
年収400万で厚生年金を受給するといくらになりますか?年収400万円だと報酬月額は21等級で34万円であるため、老齢基礎年金の受給額は「34万円×5.481÷1000×480ヶ月」でおよそ89万4500円になります。 老齢基礎年金額と老齢厚生年金額を合わせるとおよそ168万9500円、月あたり約14万800円が年金受給額になります。
夫婦2人の年金の平均額はいくらですか?
夫婦2人の標準的な年金額は約22万円
また、総務省「2022年 家計調査」の結果を見ると、二人以上の65歳無職世帯の可処分所得(手取り収入)の平均は、65~69歳:23万7121円、70~74歳:22万4737円、75歳以上:20万5544円となっています。
働き方別 共働き夫婦の年金受給額をシミュレーション
合計 | ||
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夫婦ともに個人事業主の場合 | 妻 | 約132,000円 |
夫婦ともに会社員の場合 | 夫 | 約316,000円 |
妻 | ||
片方が会社員で片方がパートの場合 | 夫(会社員) | 約224,000円(約316,000円) |
厚生年金(国民年金を含む)の受給金額(月額)
厚生年金(国民年金含む)の平均額は男性16万3,875円、女性10万4,878円と、6万円ほどの差があります。厚生年金の受給額は、保険料の納付月数と収入によって決まるため、収入が高いほど受給額も多くなります。 男女差があり、男性の平均受給月額は約16万5,000円、女性は約10万3,000円です。