「兎角(とかく)」は、もともと「兎角亀毛(とかくきもう)」という仏教上の「現実にはありえないもののたとえ」を意味する四字熟語から出た言葉、といわれています。 この言葉の表記が、日本の平安~江戸時代あたりに使われていた「とにかくに」という言葉の漢字表記として、なぜか転用されたようです。かわいいうさぎに角!? と驚いてしまいますが、まさに「ありえないこと」のたとえです。 「兎角亀毛(とかくきもう)」「亀毛兎角(きもうとかく)」ともいいます。うさぎ【兎】 の 角(つの)
(兎には角に似た形の耳はあるが、角はないところから) 実際にはないものをあるとすること。 または実際にはないことのたとえ。
「兎に角」の使い方は?とに‐かく [補説]「兎に角」とも当てて書く。 [用法]とにかく・なにしろ――「彼はとにかく(なにしろ)まじめな人だから」「このごろ、とにかく(なにしろ)忙しくってね」のように、取り上げた事柄をまず強調しようとする意では相通じて用いられる。
「兎に角」は仏教用語ですか?
仏教には「兎角亀毛(とかくきもう)」という言葉があります。 比喩(ひゆ)的に用いられる語です。 迷いの世界の現象を表す言葉となっています。 兎に角、錯覚や誤解ばかりしていると、この世は、よけい住みにくくなりますぞ。きもう-とかく【亀毛兎角】
この世にあり得ないもの、実在するはずがない物事のたとえ。 もとは戦争の起こる兆しをいった。 かめに毛が生え、うさぎに角が生える意から。 ▽「兎角亀毛とかくきもう」ともいう。
「兎や角」の読み方は?
兎や角(トヤカク)とは?
「角」は、「角のある人」などのように、円滑でない、きつい性格という意もある。
「兎に角」の言い換えは?
何しろ/ともかく/とにかく の使い分け
この場合は、「何しろ」を「とにかく」「ともかく」と置き換えることが可能である。 「ともかく」「とにかく」には、「ともかく(とにかく)試してみよう」のように、ある状況に面したときすぐに行動に出る、という意味の用法がある。 「兎も(に)角」と当てることもある。ある声明が前言を説明または支持することを示すのに使用される
- 如何しても
- 兎や角
- 兎角
- とにかく
- 兎にも角にも
- 先ずは
- 先ず
- ともかく
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「あれやこれや」を意味する古語の「とにかくに」が転じて現在の形として用いられるようになった。 当て字として、仏教語でこの世のものではないことを意味する「亀毛兎角」の「兎角」が使用される。 もとは「亀毛兎角(きもうとかく)」という仏教語が語源だということ。
と‐かく
- さまざまな物事を漠然とさす。 何や 彼 か や。 いろいろ。「 とかく するうちに一年が過ぎた」
- ある状態になりやすいさま。 または、ある傾向が強いさま。 ともすれば。 ややもすると。「 年をとると とかく 忘れっぽくなって困る」
- 何はさておき。 何にせよ。「 とかく この世は住みにくい」
「兎に角亀毛」は仏教用語ですか?仏教には「兎角亀毛(とかくきもう)」という言葉があります。 比喩(ひゆ)的に用いられる語です。 迷いの世界の現象を表す言葉となっています。 兎に角、錯覚や誤解ばかりしていると、この世は、よけい住みにくくなりますぞ。
「下奴」とはどういう意味ですか?か‐ど【下奴】 ① 召使い。 ② 代名詞的に用い、自分をへりくだっていう語。 また、相手をののしって呼ぶ語。
角は何と読みますか?
かく【角】 ② つのの形をしたものの名称。
うさぎ‐うさぎ【兎兎】
〘名〙 子供の遊びの一つ。 数人がしゃがんで「うさぎうさぎ…」の歌を歌いながらその姿勢のままゆっくり歩き、次に「ひょい、ひょい、ひょい」などと言いながらいっせいにはね回る。 [補注]「諺苑」に「兎々、なにみて躍(は)ねる。語源をWeblioで調べてみると下記のように記してありました。 「あれやこれや」を意味する古語の「とにかくに」が転じて現在の形として用いられるようになった。 当て字として、仏教語でこの世のものではないことを意味する「亀毛兎角」の「兎角」が使用される。漢字だと「兎に角」と記します。 語源をWeblioで調べてみると下記のように記してありました。 「あれやこれや」を意味する古語の「とにかくに」が転じて現在の形として用いられるようになった。 当て字として、仏教語でこの世のものではないことを意味する「亀毛兎角」の「兎角」が使用される。