高齢者の平均腋窩体温は 36.6℃前後で一般成人のそれよりも 0.2 ~ 0.3℃程度低 い傾向があり,日内変動幅が減少し,個人間でのばらつきも大きい.2-2.体温 日本人の平常時の体温は、36.5℃(±0.5 ℃)とされています。こどもの基礎データ(脈拍・呼吸・体温)
年齢 | 体温(℃) | 病的体温 |
---|---|---|
幼児 | 36.6~37.3 | 37.3℃以上 |
学童 | 36.5~37.5 | 37.3℃以上 |
成人 | 36.3~37.0 | 37.0℃以上 |
老人 | 35.8~36.5 | 36.8℃以上 |
大人の平熱は何度ですか?日本人の平均体温は36.89度
驚くことに、37度は日本人の平均的な体温の範囲に入っているのです。 そのため、37度の平熱の人がいても決しておかしくはないのです。 しかし、平熱が37度の人がいる一方で、同じ37度の体温でも「発熱」と捉え、実際に体調がすぐれないと感じる人がいるのはなぜなのでしょうか?
高齢者の低体温は何度から危険ですか?
低体温症は高齢者の屋内発症が多い
低体温症は深部体温が35℃以下に下がってしまうことで、体温が低くなるほど死亡率が高まる危険な状態です。高齢者の発熱で多く見られる要因は、風邪や肺炎などの感染症です。 寝たきりの場合は誤嚥性肺炎のリスクも高まります。 また、関節リウマチなどの膠原病では、正常な細胞を病原体と認識してしまい攻撃することで熱が出るようになります。 がんも同様に、がん細胞を攻撃するために熱が出たり、がん自体が発熱したりする場合があります。
37度は微熱ですか?
新型コロナウイルス感染症でも熱は重要な指標になっていて、厚生労働省は37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、行政機関に相談するよう呼びかけています(*1)。 微熱は発熱の温度より下のはずですので、微熱は少なくとも37.5度よりは下のことを指すようです。
女性は生理の影響で体温が高めになる時期があります(生理が来る前の約2週間は高温期といい、その前の2週間よりも体温が約0.3~0.5度ほど上がるといわれています)。
基礎体温は老化によってどうなりますか?
平熱は年齢を重ねるにつれて低下する傾向にあり、65歳以上の高齢者の平均体温は10~50歳と比べて約0.2℃低くなります。 その理由として考えられているのは、加齢による基礎代謝や体温調節機能の低下です。 筋肉には熱を作る役割がありますが、年を重ねて筋力が低下すると、基礎代謝が下がって熱の産出量も少なくなってしまいます。一般的に人の平熱は36度から37度で、身体活動によって体温は上下しますが概ね1度の変化です。 体内で起こっているさまざまな代謝は酵素を使って行われ、その最適温度は37度前後といわれています。 生命維持に必要とされる機能を正常に保つうえで、平熱を維持することが健康な体作りの重要なポイントです。高齢になると体温調節機能が低下しやすく、暑さや寒さも感じにくくなります。 加齢による身体機能の衰えで発汗量や血流量が思うように増やせない、体内の水分量が少ないことなどが要因です。 体温調節がうまく働かないと、熱中症や低体温症のリスクが高まり、発熱せずに病気の発見が遅れる場合もあるため注意が必要です。
低体温の原因には、ストレスによる自律神経の乱れ、体重の減少、運動不足や加齢による筋肉量の低下、低温環境に長時間身を置くことなどがあります。 低体温の初期症状には身体の震えや動きの鈍化、皮膚の感覚の麻痺などが挙げられます。 症状が進むと震えすら止まり、歩けなくなったり意識を失ったりして命の危険が生じます。
老人が微熱を出す原因とは?高齢者の発熱で最も多い原因は、誤嚥と尿路感染症です。 どちらの原因も、活動量が低下し介護度が高い高齢者にはつきものです。 食欲も活気もあるのに37度台の微熱が続いている場合に尿検査をすると、細菌や白血球が検出されることがあります。 また、注意して観察をしていると、食後に微熱が出ることもあります。
年寄りが熱を出す原因には何がありますか?高齢者の発熱で多く見られる要因は、風邪や肺炎などの感染症です。 寝たきりの場合は誤嚥性肺炎のリスクも高まります。 また、関節リウマチなどの膠原病では、正常な細胞を病原体と認識してしまい攻撃することで熱が出るようになります。 がんも同様に、がん細胞を攻撃するために熱が出たり、がん自体が発熱したりする場合があります。
女性の体温が37度以上続くのは病気ですか?
37℃前半程度の微熱は正常なホルモンの働きによるものかもしれません。 37℃後半以上の熱が続く場合、子宮内膜症などほかの病気が隠れている可能性がありますので、医療機関を受診しましょう。
新型コロナウイルス感染症でも熱は重要な指標になっていて、厚生労働省は37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、行政機関に相談するよう呼びかけています(*1)。 微熱は発熱の温度より下のはずですので、微熱は少なくとも37.5度よりは下のことを指すようです。新型コロナウイルス感染症でも熱は重要な指標になっていて、厚生労働省は37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、行政機関に相談するよう呼びかけています(*1)。 微熱は発熱の温度より下のはずですので、微熱は少なくとも37.5度よりは下のことを指すようです。※当コンテンツの内容は2021年7月時点の情報となります。 熱を測った時に体温計が37℃を示していると、「熱が出た!」と思いがちです。 ところが、多くの場合、37℃は平熱の範囲内だと考えられます。