正解は「ピーマン」でした! ピーマンがナス科なのに対し、ズッキーニはウリ科。 きゅうり、かぼちゃ、すいかなどもウリ科の仲間です。なぜ「科」が大事なのか
科名 | 野菜名 |
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ナス科 | トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモなど |
ウリ科 | キュウリ、スイカ、カボチャなど |
マメ科 | エダマメ、インゲンマメ、エンドウなど |
アブラナ科 | コマツナ、ブロッコリー、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、カブなど |
細長い形と濃い緑色から、きゅうりと似ているように思えるズッキーニ。 ですが、実はウリ科のカボチャ属であり、かぼちゃの仲間のひとつなんです。
ズッキーニはきゅうりの仲間ですか?ズッキーニは、キュウリやカボチャと同じく、ウリ科に属しています。 より細かな分類では、キュウリ属ではなくカボチャ属に分類され、北米原産の「ペポカボチャ」という植物から派生した野菜です。 ズッキーニは、キュウリに似た外見に反して、キュウリよりもカボチャに近い種類の野菜なのです。
ウリ科の野菜の一覧は?
食用にする主なウリ科植物
- ウリ
- キュウリ
- スイカ
- カボチャ
- ズッキーニ
- メロン
- ユウガオ(かんぴょうの原料)
- トウガン
きゅうりや冬瓜(とうがん)など、瓜(うり)科の野菜は夏に旬を迎えます。
ナスの仲間は?
ナスやトマト、ジャガイモなどが属するナス属、トウガラシやピーマンなどが属するトウガラシ属、タバコなどが属するタバコ属、チョウセンアサガオなどが属するチョウセンアサガオ属、ホオズキなどが属するホオズキ属、ペチュニアなどが属するペチュニア属などが知られている。 多くは一年草もしくは多年草、低木の木本がある。
ピーマンはナス科トウガラシ属の野菜で、パプリカや 唐辛子などと同じ仲間です。
太いきゅうりみたいなやつは何ですか?
イタリア料理やフランス料理などでよく使われるズッキーニは、見た目はキュウリに似ているため、きゅうりの一種では?と思われがちですが、実はかぼちゃの仲間です。 キュウリのように蔓にぶら下がるように成るのではなく、太い主軸から突き出すように実が付きます。・ズッキーニ(緑・黄色)
見た目は太いきゅうりのような形ですが、きゅうりのようなイボはありません。 色は緑、黄色、黒に近い緑色のものが一般的です。 大きくなり過ぎると味が落ちるといわれ、未熟なうちに収穫します。ズッキーニの皮や種子には、シトルリンやククルビタシンなどの天然毒素が含まれています。 これらの毒素は、生で大量に摂取すると胃腸に刺激を与え不快感や下痢を引き起こす可能性があります。 加熱調理することで、これらの毒素は分解され、安全に食べることができます。
緑で細長い形からキュウリの仲間だと誤解されがちですが、実はかぼちゃの一種。 果肉はなすに似た肉質で、ほのかな甘みと苦みが特徴です。 日本では新顔ですが、フランスやイタリアなどでは一般的な食材として用いられ、南フランスの「ラタトゥイユ」は代表的な料理です。
ウリ科の夏野菜には何がありますか?夏の代表的な食べ物にウリ科の野菜があります。 漢字表記で「瓜」と書く野菜では、胡瓜(キュウリ)、西瓜(スイカ)、冬瓜(トウガン)、南瓜(カボチャ) 、苦瓜(ニガウリ)などが浮かびます。
ウリ科の効能は?瓜科の野菜に共通していることは、水分量とカリウムが多いことが挙げられます。 夏の暑さで体にこもった熱を冷まし、体の水分や塩分バランスを整えてくれる働きがあるのが特徴です。 ナトリウム(塩分)は体に必要なミネラルとはいえ、摂りすぎると高血圧の原因となってしまいますが、そこで活躍するのがカリウムです。
ウリ科の野菜の効能は?
キュウリが含んでいる栄養素は、カリウムとβカロテンです。 カリウムはナトリウムを体外に排出させる働きがあり、高血圧や生活習慣病の対策におすすめ。 体内の水分量も調節できるため、むくみの解消にも効果が期待できます。 また体温を下げる役割も果たすので、身体のほてりを軽減したいときに食べてみてください。
ナスは、世界中で栽培されており、1000種類ほどあるとされ、日本だけでも200種類あるといわれています。 ナスは形や大きさによって、丸ナス・米ナス・中長ナス・長ナス・大長ナス・小丸ナスに分類されていますよ。 また色によっても、緑ナス、白ナス、赤ナス、縦じま模様が入ったゼブラナスなど、豊富な種類があります。代表的な品種 千両なす日本で最もポピュラーな品種です。 「中長なす」とも呼ばれ、長さは12~15cmほどの長卵型をしています。 たくさんとれて作りやすいので、日本全国で栽培されています。ピーマンとパプリカは分類としては同じもので、どちらも辛味のない唐辛子の一種であるということが分かりました。 ふたつとも見た目は似ていますが、食感や味、含まれている栄養などは異なっています。