タイルとは、建物の外壁や内装に使われる陶磁器製の建築材料を指します。 「物を覆う」という意味を持つ、ラテン語の「テグラ(tegula)」が基になっています。 劣化、変色、変質がなく、酸性やアルカリ性などの薬品の影響も受けません。表面がほぼ平面状で、正方形または長方形のタイルを平物と呼びます。 施工しやすいように、タイルの表面もしくは裏面にシート状、ネット状またはそれに類する台紙を張り付けるか、またはその他の方法で多数のタイルを並べて連結したもの。外装の壁用タイルでは「227×60mm or 108×60mm」というサイズのものがほとんどです。 短辺の60mmはともかくとして、長辺はなんとも中途半端なサイズですが、227×60mm の事を二丁掛け、108×60mm の事を小口平、と言います。
タイルの磁器質と陶器質の違いは何ですか?磁器質タイルは吸水率1%以下で最も水を吸いにくく硬い材質。 変色・変形に強く丈夫です。 せっ器タイルは、吸水率5%以下で素焼きのような素材のナチュラルな表情が楽しめます。 陶器質タイルは、吸水率22%以下のタイルです。
タイルの継ぎ目を何と言う?
目地とは、タイルや石材、レンガ等を施工する際に部材と部材の隙間の継ぎ目のことです。素材の種類
- 磁器質タイル 石英や長石などを1200~1350℃で焼いたタイルになります。
- せっ器質タイル 粘土や長石などを1200℃前後で焼いたタイルになります。
- 陶器質タイル 陶土や石灰などを1000~1200℃で焼いたタイルになります。
- 内装タイル
- 外壁タイル
- 床タイル
- モザイクタイル
- スクラッチタイル
二丁掛タイルは1平米に何枚必要ですか?
上記の二丁掛けタイルを1平米に貼るためには67枚必要です。 今回の計算だと1.9平米なので二丁掛けタイルは128枚(67×1.9=127.3)必要になります。 1ケース80枚入りなので発注数は2ケース160枚。 128枚のところを160枚と約3割増でご購入いただきました。
業界用語では、1枚の平べったいタイルを平物、曲がっていたり、加工を要するものを役物と言ったりしますが、カワケン加工工場ではタイルの役物を作る業務を行っています。
タイルの1枚のサイズは?
床タイルの形は、100mm角が一般的ですが、最近は内装タイルと同じく高級化志向により、 100mm角二丁、150mm角、200mm角、300mm角など大型タイルの使用も目立っています。マンションなどでよく使用されているのが50二丁(45二丁とも呼ばれる)タイルと呼ばれるもので、50角タイル2枚分の45mm×95mm(目地を含めた寸法で50mm×100mmを指す)サイズです。●外壁用タイルの材質
磁器質は水を吸いにくく、せっ器質はそれよりやや水を吸いやすいという特徴があります。 タイルが水を吸うと、その水が凍って膨張したり、溶けて収縮したりして、表面にヒビが入る『凍害』を引き起こすことがあります。
磁器タイルは石や粘土などを1300℃程度で焼成した無機質素材ですので劣化に強く自然風化することなく半永久的とも言える強靱な材料です。 温度変化にも強いため、寒冷地の氷点下や直射日光の影響をまともに受ける高温下の使用でも劣化しません。
継ぎ目とはどういう意味ですか?〘名〙 空間的、または時間的に連続する二つのものの、互いに接している部分。 ① 物理的、空間的な接合の部分。 物と物とがつなぎ合わせてある所。 ② 骨と骨とが互いに運動できるように連結している部分。
タイルの継ぎ目のことを何といいますか?目地とはレンガ、タイル等を縦横に配置する際のそれぞれの部材の継ぎ目の部分のことを言います。 そしてモルタルやシーリング、セメントなど目地に埋め込む材料の事を目地材、または目地剤と呼びます。
タイルの白い部分は何ですか?
建物の外壁や擁壁などのタイルが、部分的に白く汚れているのを見かけたことはないでしょうか? これは水がタイルの隙間から浸入し、内側のセメント中の石灰成分を溶かし、目地から染みでてくるという現象で、原理としては鍾乳洞で鍾乳石が出来るのと同じです。 一般的に「白華現象」業界では「はなたれ」と呼んでいます。
天然素材ならではの特性で、劣化や変質を防ぎ、色褪せない。 天然素材である土や石を焼き固めてつくられる外壁タイルは、その性質も石や岩と同様です。 つまり、強い紫外線や風雨にさらされても、劣化や退色、変色がしにくく、ほとんど変質することがありません。・1平米=135枚必要です。二丁掛タイルとは? 標準的な寸法は227×60mm。 積レンガのサイズを元に生まれたもので、二丁掛は、小口平タイル(60mm×108mm)2枚分の大きさに目地幅を加えた寸法と等しくなっています。