言葉の意味を解説 ジレンマとは2つの相反する事柄で板挟みになり、窮地に追い詰められる状況を指す言葉です。 たとえばAを守るためにはBを捨てなければならず、Bを守ればAを捨てなければならず、身動きが取れなくなっている状態です。ジレンマとは2つの選択肢で、どちらか一方を選択すればもう一方がマイナスの結果になってしまう状態を示すものです。 元々は、「2つの仮定」という意味を持つギリシア語が語源ですが、現在では、2つの選択肢のどちらも選べない状態を示す言葉として定着しています。ジレンマ の例文(2)
- ・・・ことが、ますます私をジレンマに陥れたのだ。 私は人間の可能性を・・・ 織田作之助「可能性の文学」
- ・・・で、そのジレンマを頭で解く事は出来ぬが、併し一方生活上の必要は益迫っ・・・ 二葉亭四迷「予が半生の懺悔」
ジレンマを抱えるとはどういう意味ですか?ジレンマを抱えるとは
ジレンマを抱えるとは、2者択一の心理的な板挟み状態に陥ってしまうことをいう。 たとえば、同じ職場の同僚同士で人間関係も良好だった2人が、一方の昇格によって関係のバランスが崩れ、友人としての気持ちと上司に対する気持ちの板挟み状態に入ってしまったそのときに、ジレンマを抱えるという状態になる。
ジレンマの代表例は?
ジレンマ(dilemma)とは、相反する二つの選択肢からどちらか一方を選ばなければいけず、かつそのどちらを選んでも不利益を被りかねない状態のこと。 たとえばAを助ければBが救えず、Bを助ければAが救えないといった具合です。 「板挟み」を意味する言葉で、「ジレンマに陥る」などといった使い方をします。二つの相反するものの間に立たされ苦しむこと
- 前門のトラ後門のオオカミ
- 板挟み
- 二律背反
- 股裂き状態
- ジレンマ
「ジレンマ」の言い換えは?
「ジレンマ」の言い換え・類義語
- 板挟み
- 窮地
- ディレンマ
- 板ばさみ
- 苦境
ジレンマになるの類語・言い換え・同義語
- ジレンマに陥る
- 二律背反に陥る
- 板ばさみに陥る
- 股裂き状態
- どちらにも進めない
- ジレンマになる
- 板ばさみになる
- 板挟みに陥る
ジレンマの例文は?
「ジレンマに陥る」 「ジレンマに陥る」とは、選択肢のどちらも選べない状況から抜け出せない様子をあらわす表現です。 例文は、以下のとおりです。 やりたい仕事ができる今の会社で働くか、給料のよい職場に転職するかで、ジレンマに陥っている。二つの相反するものの間に立たされ苦しむこと
- 前門のトラ後門のオオカミ
- 板挟み
- 二律背反
- 股裂き状態
- ジレンマ
倫理的ジレンマとは、どちらかが明らかに正しくて、どちらかが明らかに間違っているとはいえず、そのどちらも大切だったり必要だったりするような、微妙な倫理的な価値の対立が生まれることです。 日常生活の上でもたびたびあることでもあり、私たち介護福祉士が介護を通じて生活支援をする様々な場面でも経験することではないでしょうか。
急落(暴落)[きゅうらく(ぼうらく)]
一時に、価格が大幅に下がること。
考えが浅くて軽薄なことを何というか?浅薄(せんぱく) 「浅薄」とは「考えや知識が浅く薄っぺらいこと」、「浅はか」なことを表す言葉です。 「浅薄」が指すのは、考えだけではなく、知識も含んでいるところに「浅慮」との違いがありますが、「浅慮」の類語と言っていいでしょう。 「浅薄な知識をひけらかすのは恥ずかしい」などというように使います。
お金を丁寧に言うと何と言いますか?金/銭/金銭/貨幣/通貨 の使い分け
日常生活では、「金」が最もよく使われる。 「おかね」の形で使われることも多い。
ちょっとした話のことを何という?
無駄話/おしゃべり/雑談/よもやま話/世間話 の使い分け
「お喋り」とも書く。
類語は「コンフリクト」「不和」「不協和音」「仲違い」など 「コンフリクト」:ジレンマは板挟みだけではなく「心理的葛藤」を意味します。 そのため、葛藤・対立・衝突で考え方の不一致を表す「コンフリクト」は類語といえます。ジレンマは、「好ましくない二者択一を迫られる板ばさみ」「窮地」、論理学における「両刀論法」を意味する英語「dilemma」に由来した外来語です。 有名な逸話に「ヤマアラシのジレンマ」や「囚人のジレンマ」などがあります。利害関係のある2人の囚人が、それぞれ自分の最大利益を考えた結果、2人で協力した場合よりも悪い状態に陥ってしまうことから「囚人のジレンマ」と呼ばれています。