シェルリード線の取り付け
1.ヘッドシェル側の接続方法は、右上:赤、右下:緑、左上:白、左下:青になります。リードワイヤーとは、カートリッジとヘッドシェルの間を結んでいる細く短い電線のことです。 基本的に4本1組で使用され、多くの場合ワイヤーそのものや端子部分に上図のような下記4色のカラーコードが振られています。前述したとおり、赤色の電線は電力を機器に伝達する役割をになっています。 赤色の電線が活きた状態で接地線が接続されていない場合、感電する恐れがあります。 配線作業に入る前に、ライブ電線が接続されていないことを確認する必要があります。
配線のニュートラル線は何色ですか?白: 白色のワイヤーも「ニュートラルワイヤー」の一種として使われ、電気回路を通って戻ってくる電流を運ぶ役割があります。
リード端子は何に使う?
リード端子は、端子棒とリード線で構成し、相互の接続は圧縮接続です。 連結式接地棒を打ち込んだ際に、接地棒と接続するために使用します。赤線や白ライン入り黒線をプラス、黒線をマイナスで使うことをおすすめしています。 プラス・マイナスの間違いはショートの原因となりますのでご注意ください。
赤白の配線はプラスとマイナスのどちらですか?
例えば、赤と白の電線を使用する場合、赤はプラス、白はマイナスとなります。 しかし、白と黒の電線を使用する場合、白はプラス、黒はマイナスとなり、このように、 同じ白色でもプラスになったりマイナスになったりします。 白色は黒色と一緒に使うときのみプラスになります。
後々でもわかるようにどちらがプラスか マイナスか を決めておきます。 赤線や白ライン入り黒線をプラス、黒線をマイナスで使うことをおすすめしています。
電線の白と黒は何が違うの?
通常は黒い線を電圧側、白い線を接地側と呼んでいます。 接地側というのは保安上、電柱側のトランスの出口の片方を接地(アース)してあるのでそう呼びます。接地用ケーブルの太さは、5.5mm2以上としてください。 通常は付属のアース棒を使用できますが、接地条件により接地抵抗100Ω以下を満たさない場合は、接地表面積の大きなアース棒を準備してください。 電気設備技術基準によるところのD種接地工事(第3種接地工事)で、接地抵抗が100Ω以下になる様に接地してください。接地工事の種類、基準
種類 | 接地抵抗値 | 接地線の太さ |
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B種 | 変圧器の高圧側または特別高圧側の電路の一線地絡電流値で 150を除した値以下※2 | 4mm以上の軟銅線(15,000V以下の特別高圧、 又は高圧の場合2.6mm以上) |
C種 | 10Ω以下※3 | 1.6㎜以上の軟銅線 |
D種 | 100Ω以下※3 | 1.6㎜以上の軟銅線 |
一般的には、黒色をマイナス線で使います。 色が付いたコードで、まず赤色をプラス線にするとわかりやすく、プラス線が複数になるなら黄色や青色を使います。 そしてプラス・マイナスが必要、あるいは2種類の+電源を通す必要がある場合などは2本のコードが最初からくっついている「ダブルコード」を使います。
車の配線の太さはどうやって見分ける?配線コードのパッケージを見ると、必ず「sq」と書いてあります。 これは「スケア」と呼ばれており、配線コードの断面積を指しています。 スケアの数字が大きいほど配線の太さは大きくなり、電気を通せる量も大きくなります。 配線コードを購入する必要が出た場合は、まず車と接続するカーアクセサリーが対応しているスケアを調べましょう。
黒と赤のどちらがプラスですか?プラスは赤・マイナスは黒
Nは白線ですか?
NはニュートラルのN、Wは電線の白側を接地側とすることからWHITEのWという意味で、JIS規格(JIS C8303)で端子付近にどちらかを明示することが義務付けられています。
中性線(白)と上下にある電線(黒または赤)を利用すると100Vの電圧が取れます。 また、中性線は利用せず電線(黒)と電線(赤)を利用すると200Vの電圧を取れます。白い線が接地側、黒い線が非接地側と呼びます。 白い線についてはアース線を介して地面と接しているため触れても身体に電気が走ることはありません。 黒い線は電源とつながっており、コンセントに関しては黒い線が接続されている側にえんぴつを入れると電気がピリッと走ることとなります。アース線径について、静電気対策の規格(RCJS)には記載がありませんが、電気工事の内線規程では定格電流の容量で線径が決まっています。 静電気は高電圧ですが微流のため、線径は最も小さい0.75㎟若しくは1.25㎟が採用されます。