もち麦ご飯のメリットは?
もち麦は大麦の一種で、一般的に玄米や雑穀米より食物繊維を豊富(※)に含んでいるのが特徴です。 美容目的の人や健康が気になる人に向いています。 一方、摂りすぎは便秘や下痢の原因になりかねないので、3割炊き(お米1合に対してもち⻨50gの割合)を目安にしてくださいね。もち麦には水溶性の食物繊維が多く含まれ、体内の不要なものを排出するβ―グルカンの含有量が多いのが特徴です。 コレステロールやガン予防にも効果があると言われています。 また、朝ごはんにもち麦を食べると、血糖値の上昇を抑えるので糖尿病予防にも最適です。玄米ともち麦を比較してみると、もち麦は食物繊維が玄米の3.5倍以上含まれています。 エネルギー、たんぱく質、糖質には大きな差はありません。 食物繊維を摂りたい場合は、玄米よりもち麦のほうが優れていますが、どちらも白米に比べると食物繊維を含め様々な栄養が摂れるので、お好みに合わせて選んで食べるのがオススメです。

もち麦と白米どっちがいい?まとめ もち麦と白米の栄養成分を比較すると、糖質や食物繊維においては、もち麦が優れているということがわかりました。 少しずつ白米にもち麦を混ぜて炊飯したり、スープもち麦を1食取り入れてみたり、普段の主食に自然に取り入れられると良いですね。

もち麦を食べてはいけない人は?

もち麦が合わない人はこんな人

アレルギーの症状が出てしまう方はもち麦をとるのを控えて医師に相談してみましょう。 またもち麦を食べると下痢をしてしまう方もいらっしゃいます。 これはおそらくもち麦に含まれている水溶性食物繊維の影響だと考えられます。 逆に便秘になってしまう方もいる様です。もち麦に豊富に含まれる食物繊維は、大腸へ届いて腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善させる効果があります。 便通改善に加え、病気やアレルギーの予防や美肌など、さまざまな健康上のメリットが期待できそうです。

玄米ともち麦を混ぜて食べるとどんな効果があるの?

もち麦と玄米は、含まれる食物繊維の種類が異なります。 もち麦には水溶性食物繊維、玄米には不溶性食物繊維が多く含まれており、両方を混ぜて食べることで、腸内環境を健康に保つ働きが期待できます。

結論的にはどちらを食べても食べ方や食べる量によっては痩せもするし太りもする、ということになります。 水溶性食物繊維の量が多いのはもち麦なので、その点ではもち麦が優勢とも言えるでしょう。 ただ、雑穀米は大豆などを含んでいるものもあり、たんぱく質が豊富な傾向があります。

もち麦は太りにくいですか?

もち麦のβ – グルカンがダイエットにきく!

特に水溶性食物繊維のβ-グルカンには、「糖の吸収をゆるやかにする」、「脂質や塩分を吸着し、体外に排出する」「便をやわらかくする」といった作用があるため、もち麦を食べることで太りにくい体質作りができるのです。もち麦を習慣的に食べる人のうち、もち麦を食べる頻度は「ほぼ毎日食べる」(32.8%)が最も多く、もち麦を食べ始めた時期は「1年前」(27.9%)が最も多い(表2)。もち麦には水溶性食物繊維、玄米には不溶性食物繊維が多く含まれており、両方を混ぜて食べることで、腸内環境を健康に保つ働きが期待できます。

知っておきたい、もち麦6つの効用

2 糖尿病の予防β-グルカンという水溶性食物繊維を非常に多く含むもち麦を食べると、食後の血糖値の上昇を抑えるため、インスリンの分泌量も少なくなり、糖尿病予防にも役立ちます。

もち麦は糖尿病に効く?血糖値の上昇を抑えるもち麦は、糖尿病治療でも活用されつつあります。 とくにインスリンの効きが悪くなっている糖尿病患者の血糖値コントロールに有効。 また、糖尿病治療では血糖値を下げる薬の効きすぎで意識がもうろうとする低血糖が問題になっています。 ゆるやかに糖質を吸収できるもち麦なら、低血糖予防にもつながると期待されます。

もち麦ご飯に白米を混ぜるとどうなる?白米と混ぜて低糖質ごはんにできる

白米の糖質は100gあたり約77.1g(※1)なのに対し、もち麦の糖質は100gあたり約57.6g(※2)の糖質。 もち麦と白米を混ぜて炊けば、白米だけで食べるよりも低糖質のごはんになります。

もち麦はいつ食べるのがいいか?

結論からお伝えすると、もち麦は朝食べるのがおすすめです! 理由は、もち麦のセカンドミール効果にあります。 セカンドミール効果とは、始めにとった食事(ファーストミール)の次にとる食事(セカンドミール)の血糖値の上昇を抑制してくれる効果のことを言います。

カロリーだけ見れば、白米の方が高いので白米の方が太るといえるでしょう。 また、もち麦はGI値の低い食品です。 GI値とは、食後の血糖値の上昇を表す数値です。もち麦はプチプチ・もちもち食感があるので、咀嚼する回数が白米に比べて多くなります。 なのでその分満腹感を得られることもダイエットに対するメリットといます。 またもち麦に含まれるたんぱく質はアミロペクチンといって、炊くと(加熱)粘り気が強くなる性質があります。 なので、シンプルな白米に比べて腹持ちがいいのです。おすすめは朝食にもち麦ごはんを食べること。 朝ごはんにもち麦の食物繊維を摂取することで、朝食だけでなく、カロリーが高くなりがちなランチの糖質の吸収もゆるやかに抑えてくれます。