送り盆はご先祖様をあの世へ送り届けるための期間で16日に行われます。 お盆飾りはこれらの期間中に飾るもので、盆棚には12日の夕方~翌朝に飾り付けをします。 迎え盆の前日である12日にはお供え物やお線香、お花等の必要な物を準備しておき、当日はスムーズに飾れるようにしておきましょう。お盆飾りをする期間 お盆の期間は地域によって大きく2つに分かれており、7月または8月の13日から16日までとされています。 いずれの場合も、お盆飾りはその期間中に飾ります。 できるだけ12日のうちに飾るものの準備を済ませ、12日の夕方から13日の朝までに飾り付けを整えましょう。盆棚(精霊棚)とは、お盆の時期にご先祖を迎え供養するための、いわば祭壇のようなものです。 盆の入りの前日か当日に設置し、お盆期間が終わるまで飾っておきます。 設置する前にはお仏壇を清めましょう。
盆灯籠はいつから飾れば良いですか?Q 盆提灯はいつから飾れば良いのでしょうか。 また、いつ片付けますか? A 8月のお盆の場合は8月初めから、7月のお盆の場合には7月初めから飾っても大丈夫です。 片付けるのは、お盆が明ける17日以降ということになります。
お盆に仏壇に飾る花は?
お盆にお供えするお花は、地域や慣習によって差はあるものの基本的に真夏の暑さでも枯れにくいお花を飾るのが良いとされています。 菊やユリ、リンドウなどがお盆にお供えするお花としておすすめされる一方で、お供えに避けた方が良いとされるお花にはどのような種類があるのでしょうか?お花を飾り故人が寂しくならないようにするという意味の他に、お線香と同じで香りを故人に楽しんでもらうという意味があるとされています。 仏教の宗派や地域によってお供えに使用するお花の種類は異なりますが、最近では伝統だけに縛られず、故人が好きだったお花をお供えすることもあります。
仏壇に花を飾るときの飾り方は?
仏花は基本的に、神事の榊のように「ひし形」に整えて飾ります。 白・黄・柴色など明るめの花を選び、長めの花を一本中心にして、全体的にバランス良くひし形になるように活けていきます。 宗派による違いは特にありません。 日蓮宗では樒を飾ることがあるようですが、もちろん他の花でも問題ありません。
茎を利用して吊るしたり、麻縄にほおずきの軸を等間隔で差し込み、仏壇や盆棚に支柱を立て、支柱にその縄を吊るす方法もあります。 もっと手間いらずに飾りたいという場合は、お供え花と一緒に花立に差してもいいですし、精霊馬と一緒に飾るのもおすすめです。
新盆の祭壇はいつ片付ける?
お見送りが終わったら、飾っていたお盆飾りや提灯、祭壇(盆棚)などを片付けてお盆終了となります。 なお、16日中の方付けが難しい場合には、翌日になってからでも問題ありません。盆提灯は、お盆初日である13日の夕方頃(迎え火を焚く頃)から、最終日となる16日の夕方頃(送り火を焚く頃)までの期間に灯すのが一般的です。 基本的には暗くなってから寝るまでの間だけ灯し、夜間は消す場合が多いですが、お盆の期間中は提灯の灯明を絶やさないことがよいともされることから、一日中灯りを灯す地域もあります。盆提灯も飾らなくてよいとされています。 ただし、盆提灯を飾ることを禁じているわけではないため、地域によってはお盆に提灯を飾ることもあるようです。
盆提灯を飾る数に決まりはありません。 1対、2対と飾るのが基本ですが、数には上限も下限もありません。 場所によっては1つでも良いでしょうし、小さな盆提灯を飾るのも良いでしょう。対して、新盆の白提灯を飾る数は1つが決まりです。 地域によっては、盆提灯の多さは故人が生前にどれだけ慕われていたかを表すこともあります。
盆花はどこに飾るのですか?仏壇の前に置く供養棚は「盆棚(ぼんだな)」もしくは「精霊棚(しょうりょうだな)」と呼ばれ、仏具をはじめ、故人の好きだった食べ物や果物、盆菓子やお花をお供えします。 盆棚は、香・灯り・浄水・飲食・お花の5つで作られ、供えられる花は「盆花(ぼんばな)」と呼ばれます。
仏壇に飾る花は一対でないとダメですか?仏壇の花は一対でないとダメ? 仏壇の花は、一対でなくても問題ありません。 基本的に、三具足であれば1つだけ(一基)、四具足や五具足の場合は一対となるように飾ります。
仏壇に造花はダメですか?
造花やプリザーブドフラワーでも問題ない
仏花は必ずしも生花である必要はありません。 自身の都合に合わせ、枯れない造花やプリザーブドフラワーを活用しましょう。 造花やプリザーブドフラワーは、アレルギーがある方や費用を抑えたい方にも選ばれています。 ただし、ドライフラワーは色落ちしている他、水分を含みません。
ホオズキは、そのふっくらした形と炎の様なオレンジ色から、お盆に帰ってくるご先祖様や精霊を導く道しるべに見立てられ、仏壇や盆棚、精霊棚に飾られます。 また魔除けの意味を込めて、玄関に飾るご家庭もあるそうですよ。 ご先祖様は体を持っていないため、お盆の4日間はホオズキの空洞の中に身を宿して過ごすと言われています。ほおずき ほおずきは「鬼灯」とも表記されるように、温かみのある色味と膨らんだ形から、提灯と同じくご先祖様をお迎えする際の灯り(目印)としての役割を持つお飾りです。 また、ほおずきの中が空洞であることから、肉体を持たないご先祖様は、お盆の間はほおずきの中に魂を宿らせるとも考えられています。初盆のお返しに贈ってはいけないタブーとされる品物の基準は、香典返しと同じです。 つまり、香典返しでタブーとされているものは、初盆のお返しでも贈ってはいけません。 香典返しでNGの四つ足生臭もの、おめでたいときの贈りものに使われる昆布・かつおぶし、後に残る置物は、初盆のお返しでもタブーです。