香典以外に弔問客が弔意を示す方法として、供物や供花を贈るという方法があります。 供物や供花は故人に供えるもので、十分に弔意を示すことができます。 仏教の場合、供物には線香やロウソク、お菓子などがよく利用されます。 葬儀社に依頼すれば5,000円~15,000円程度の籠盛(かごもり)を用意してもらえます。代表的な贈り物 供物(くもつ)、供花(きょうか・くげ)、香典の3つが代表的な贈り物です。 供物は弔問客が祭壇に供える品物で、焼き菓子、果物、線香などが定番です。 供花は、お墓や仏壇を和やかに飾るアイテムとして喜ばれます。お線香を用いない宗教(キリスト教、神道など)の方へ贈る場合や、線香以外を贈りたい方は「和菓子、お茶」などを贈られると良いでしょう。 また蜜蝋はどの宗教でも用いられることから贈られる方も多いようです。 故人が好きだった「お酒」や「コーヒー」などを選ばれても良いですね。
亡くなった人に何か渡すものはありますか?故人へのお供えとしては、祭壇に線香、ロウソク、果物、落雁などの菓子折り、故人のお好きだったものなどを持参することがあります。 中部地方の愛知から近畿地方の京都にかけては「淋し見舞い」といって、お菓子やお寿司、お酒等を持参することもあります。
お香典の代わりになるお菓子は?
お菓子も、香典の代わりの品物として喜ばれる供物の一つです。 和菓子でも洋菓子でもどちらでも構いませんが、仏壇にお供えしている間にお菓子が傷まないよう、常温で日持ちするものを選びましょう。 また、なるべく新鮮な状態でお菓子を食べられるよう、個包装のお菓子を選ぶ配慮も必要です。ご葬儀に参列できないとき
ご葬儀に参列できなかった際、香典の代わりとしてお線香を送っても問題はありません。 ご葬儀が終わって一息ついた頃に送ると良いでしょう。 また、喪中はがきで不幸を知った場合にも、香典代わりに線香を送るのはマナー違反ではありません。
弔問に持って行くお菓子は?
弔問のお供え物は、本来故人(お仏壇)へ供えるものですが、ご遺族へお悔みの気持ちを込めて贈りたい時には、お菓子を用意する人が多いです。 ご遺族が食べやすいよう、賞味期限が長く分けやすいお菓子が良いでしょう。 またマンゴーなど、臭いの強いお供え物は避けます。
お線香をあげに行くときに手土産は必要ありませんが、お供え物として故人が好きだったものを持って行くのは問題ないでしょう。 ただし生ものや傷みやすいもの、要冷蔵のものなどは避けましょう。
香典の代わりに果物を贈ってもよいですか?
仏教式で、香典の代わりにふさわしいのは、故人が好きだった果物やお菓子など常温で日持ちのするものです。 果物を選ぶ際は、丸い果物を選ぶと故人と縁が切れないという意味にもなるので、適切といえます。 神道では、故人の好きだった果物やお菓子などの飲食物が選ばれることが多いです。持ち物は、お通夜式やご葬儀・告別式などに会葬されるのであれば、香典や供花・供物を持参する必要はありません。 どうしても手土産を持っていきたいという場合は、故人様の好きだったお菓子や果物などを持っていくとよいでしょう。家族葬では、香典返しの負担を軽減するために、香典を辞退するのが一般的です。 ただし、家族葬の案内に辞退する旨が記載されていない場合は、香典を持参したほうがよいでしょう。 当日、香典を断られる場合がありますが、そのときは素直に受け入れて渡さないようにしてください。
家族葬などで香典不要と言われたとき
香典不要といわれたら気が収まらなくても一歩引き、ご遺族の意を汲むことが大切です。 そんな場合、後日故人を偲ぶ手紙を添えてお供え物の線香を送るといいでしょう。
家族葬の後日、お線香はあげられますか?一般葬に参列して線香をあげる場合は、遺族の許可は必要としません。 しかし「家族葬に参列しなかった人が、後日にご自宅に伺って線香をあげる場合」は、事前に遺族に許可を取らなければなりません。 この際に、四十九日以内であっても、遺族から「まだ落ち着いていないので、後日にしてほしい」などのご希望があればそれに従います。
弔問に持っていくものは何ですか?弔問時の持ち物 弔問時に、手土産を持って行くなどの決まりはありませんが、故人の供養のために用意するのであれば、お菓子・果物・お花などが一般的です。 ほかにも、生前故人が好きだったものをご存知であれば、それをお供えするのも良いでしょう。
香典と一緒に送るお菓子は?
通夜・葬儀ともに参列できる場合は、通夜の時にお淋し見舞いを、葬儀の時に香典をそれぞれ渡します。 お淋し見舞いは香典の代わりとはなりません。 また、葬儀には参列できない場合は、香典とお淋し見舞いの両方を通夜の時に渡します。
お線香をあげに行くときに手土産は必要ありませんが、お供え物として故人が好きだったものを持って行くのは問題ないでしょう。 ただし生ものや傷みやすいもの、要冷蔵のものなどは避けましょう。家族葬で香典の代わりに贈る品物には、果物やお菓子、線香、ろうそくなどが挙げられます。 ただし、遺族の状況や宗教によってふさわしい品物は変わるため、事前に確認しておく必要があるでしょう。家族葬ではお花を贈ってもいい? 一般的に、家族葬では香典や供花、弔問などを辞退することが多いといわれています。 これは、ご遺族にとって経済的な負担や手間がかかることがあるためです。 そのため、家族葬でお花を贈る場合は、必ず事前にご遺族の意向を確認する必要があります。