肛門腺と鼠経腺(そけいせん)
肛門腺と鼠径腺から出るニオイは、人にもわかるうさぎ独特のニオイです。 近くで嗅ぐときついニオイを感じ、このニオイを排泄物につけることでマーキングしています。 鼠径腺は分泌物が溜まりやすいです。 分泌物が溜まると汚れがこびりつくためニオイも強くなります。マーキングによる匂い
うさぎの顎と肛門の脇には、臭腺があり、匂いを付けます。 子を産んだメスうさぎは顎を子うさぎにこすりつけ、自分の匂いでマーキングし、我が子と認識します。 そして、自分の匂いのしない子は排除しようとするのです。 思春期や発情期には、特に強いにおいを発する子もいるようです。2. うさぎの“におい対策”
グルーミングスプレーを使用すると効果的です。 また、うさぎは水にぬれることが苦手です。 ひどい汚れの場合は汚れた部分だけお湯やシャンプー(うさぎ用)で洗ってあげるとよいですが、日常的にはペット用のウェットタオルなどできれいにしてあげるのも一つの方法です。
うさぎのオスは臭いますか?うさぎの臭腺は三種類。 下あごの臭腺、肛門腺、肛門のわきの鼠経腺があります。 おしりの臭腺から出る分泌物は、思春期や発情期には、強くにおう場合があります。 一般的にオスの方が匂いが強いようです。
うさぎのトイレの臭いを消すには?
トイレがにおうのは仕方がないことですが、気になる場合は消臭効果が高いうさぎ専用のトイレシートを敷くことが対策になります。 うさぎ用のトイレの砂(リター)も併用するとより効果的。 必ず1日に1度はトイレ掃除をしましょう。 においを残したくないときは、水洗いをするとすっきりします。うさぎの鼻はとても敏感。 特に魚などが焦げたにおいやタバコのにおいが苦手といわれています。 においがきつすぎる香水、芳香剤も避けましょう。 うさぎが落ち着くにおいは、自分自身のにおいです。
うさぎのマーキングをやめさせる方法はありますか?
行動学的な視点から考える飼いウサギの「おしっこ飛ばし」対処法 マーキング行動で問題となることが多いのはスプレー行為でしょう。 本能的なものですから、しつけではコントロールできません。 対策の基本は、思春期を迎える前に去勢・避妊手術を受けさせることです。
うさぎのスプレー行動は性衝動による本能
主に発情期に見せる行動ですが、うさぎは犬や猫と違い一年中繁殖が可能です。 スプレー行動も季節を問わず、長期間続くことがあります。 スプレー行動は、「食べる」「寝る」「排泄する」といった行動と同じく、動物としての本能的なものです。
うさぎが嫌いな匂いは?
うさぎの鼻はとても敏感。 特に魚などが焦げたにおいやタバコのにおいが苦手といわれています。 においがきつすぎる香水、芳香剤も避けましょう。 うさぎが落ち着くにおいは、自分自身のにおいです。濡れタオルやペット用のウエットティッシュで拭く、湿らせた綿棒を使うなどして、皮膚を傷つけないようにやさしく取り除きます。 グルーミングスプレーを使うか、霧吹きで水をかけて汚れをふやかしてから取るのもいいでしょう。 なかなか取れない場合は、無理をせず少しずつ落としていきましょう。肛門の脇の鼠経腺は、分泌液が溜まりやすくなっています。 分泌液が溜まると茶色や黒の汚れがこびりつき、時には大きな塊になりにおいも強くなります。 気になるときは、うさぎをあおむけにして、溜まった汚れを取り除くケアをしましょう。
肛門の脇の鼠経腺は、分泌液が溜まりやすくなっています。 分泌液が溜まると茶色や黒の汚れがこびりつき、時には大きな塊になりにおいも強くなります。 気になるときは、うさぎをあおむけにして、溜まった汚れを取り除くケアをしましょう。
うさぎのトイレ掃除は1日に何回くらいする?トイレは1日に1度はきれいにします。 まず汚れた砂やトイレシートを捨てましょう。 そのあとのお掃除の方法は、拭き取りと水洗いの2つがあります。 毎日の手間を最小限に抑えたい場合は、ふだんの掃除はティッシュやウエットティッシュで拭き取るだけにして、週に1回、水で丸洗いをします。
うさぎを去勢するとスプレー行為はなくなりますか?去勢していないオスのウサギは、縄張りの意識が大変高いことから、スプレー行為と呼ばれるおしっこをあちこちにマーキングすることで縄張りを主張したり、飼い主に対して攻撃的な性格になったりします。 そして、オスのウサギ同士は勢力争いからケンカが絶えず、大ケガになってしまうこともあります。
うさぎのトイレ掃除は毎日するべきですか?
汚れた箇所は毎日掃除をして清潔に保ちましょう。 汚れを放置していると不衛生で悪臭の元になるだけでなく、後で落とすのが大変になります。 特にうさぎのおしっこにはカルシウムが多く含まれているため、汚れたままにしていると尿石となって頑固に付着してしまいます。
においの元ともなっていることがありますので、やさしく取り除いてあげてください。 ただし、敏感な部分でもありますから無理にとろうとはせずに、グルーミングスプレーなどで湿らせてやわらかくしてあげたり、綿棒などを使ってやさしく取ってあげることなどが必要です。まず、排尿の汚れ、または排便による汚れのいずれにしても、素早く乾かして湿っている状態をなくすことが大切です。 そのため、ウェットティッシュで拭くことはあまりお勧めしません。 汚れを広げてしまう可能性もあるので、なるべく乾いたティッシュを使って、汚れている部分の水気をとってあげましょう。うさぎのあごの下には臭腺があり、そこから出るにおいをお気に入りの場所につけることによって、自分のものだと主張しているのです。 飼い主にすりすりをする場合も同じ。 所有権を主張しているのです。