「侍り」の敬語は?
おります。 ▽「あり」「居(を)り」の丁寧語。 [訳] ここにおりますのに、お見舞いにもうかがいませんでしたが。(ありの謙譲語) お控え申し上げる、伺候する。 (ありの丁寧語) おります。 あります。 ございます。12世紀初頭の『今昔物語集』においては、会話体に「侍り」と「候ふ」が併用されてはいるが、敬度の点において、「候ふ」の方が敬意が高く、「話し手と聞き手の地位が同格の場合と」「社会的地位の低い者同士」「話し手の方が聞き手より地位が高い場合」などの例は、ほとんどないといわれている。

「侍らう」とはどういう意味ですか?傍仕えさせて身の回りの世話をさせるさまなどを意味する表現。 「侍らせる」とも言う。

「のたまへ」は敬語ですか?

地の文「のたまへ」 が尊敬語で、意味は「おっしゃる」。 地の文ですから、敬意の主体は「作者」、尊敬語です から敬意の対象は「主語」。とても大変だ。 とんでもない。 訳それこそ大変なことだと、(女御(にようご)は)さぞまあご心配なさったにちがいありません。

「侍る」の現代語訳は?

貴人のそばにつつしんで控える、または仕える。 伺候する。 身分の高い人のそばに付き従っていることです。

動詞 傍 そば に 控 ひか える、待機する: 仕 つか える。

「侍り」と「候ふ」の違いは?

①「侍り」「候ふ」は、本来は謙譲語です。 しかし、「侍り」は中古から、「候ふ」は中世から、丁寧語として用いられる方が多くなります。 ②と③は対をなす謙譲語で、②は「身分の高い人のもとへ参る」、③は「身分の高い人のもとから退出する」という意味になります。侍、の由来は「(誰かに)仕える」という意味を持っている「侍う(さぶらう)」と言われているから、この漢字が用いられているのも納得がいくな。さむらい〔さむらひ〕【侍/▽士】 の解説

  • 武士(ぶし)
  • 武士(もののふ)
  • 武者(むしゃ)


漢字を使う場合 「飲み物をクダさい」といった実質動詞(「くれ」の尊敬・丁寧表現)の場合は、「下さい」と漢字書きにします。 仮名書きにする場合 「お飲みクダさい」といった補助動詞(何かをお願いするときや、敬意を表す尊敬・丁寧表現)の場合は、「ください」と仮名書きにします。

「させたまへ」は最高敬語ですか?(2)①の「させたまふ」は「せたまふ」とともに、二重敬語と呼ばれ、「る」「らる」「たまふ」よりも一段と高い敬意を表す。 地の文では主として天皇・皇族・摂関家など、特に高い敬意を示すべき人の動作に用いられ、その場合は最高敬語と呼ばれる。

「いみじき」の現代語訳は?ⓓとても悲しい。 情けない。 訳(在原業平(なりひら)が)死んだと聞いて、(女は)大変悲しかった。

「いみじ」の類語は?

デジタル大辞泉 「いみじ」の意味・読み・例文・類語

はなはだしい。 著しい。

共としてつき従うこと

  • 随侍する
  • 随従する
  • 随身する
  • 侍する
  • お供する

とても大変だ。 とんでもない。 訳それこそ大変なことだと、(女御(にようご)は)さぞまあご心配なさったにちがいありません。1 「いる」の意の謙譲語で、慎み深い態度でいる意を表す。 (貴人の御前に)かしこまって控える。 2 尊者に対する、あらたまった気持ちの会話・消息(勅撰集などの詞書も含む)に用い、「ある」「いる」の意を慎み深く丁重に表す丁寧語。