アイデンティティとは、自分が自分であること、さらにはそうした自分が、他者や社会から認められているという感覚のことです。 日本語では「自我同一性」と呼ばれたり、「存在証明」と訳す人もいます。「アイデンティティ」の使い方・例文
「自分のアイデンティティを生かして有意義な仕事がしたい。」 「アイデンティティを確立したために、私の人生は大変豊かで実り多きものであった。」 「周囲の価値観に揺さぶられることなく自分のアイデンティティを大切にして生きてゆきたい。」 「アイデンティティは自分自身で作り上げるものだ。」アイデンティティの類語・言い換え
- 同一性
- 独自性
- 身元
- 一致(する)
- 自己認識
- 個性
- 人格
- 特徴
「アイデンティティ」の直訳は?アイデンティティ(identity)は英語に直接由来する語であり、本来は「同一であること」「本人であること」といった意味を基本とする言葉である。 「身元」「素性」という意味合いもある。
アイデンティティの尊重とはどういうことでしょうか?
自分のルーツや身体、社会的立場なども含め、自分自身を認め、自分自身のアイデンティティ (これを欠いては自分ではないと思う属性や特性)を肯定的に受け止めることができることによ り、自分を大切に思うことができます(人権概念「自分」)。同一性。 日本語表記のアイデンティティは、存在・身分証明よりも「自己同一性」や「個人の属性・特徴」という側面がやや強くなっています。 自分が自分に対してもっている考え方・あり方や、他者からも認められる自分自身を表現できるもの、と捉えておくとよいでしょう。
アイデンティティとは簡単に説明できますか?
identityは、自分という存在の個性や主体性、独自性を意味します。 嚙み砕いて説明すると「さまざまな個性をもつ他者・社会との関わりにおける自分らしさ」であり、自分1人でつくるものではなく、日々の積み重ねや対人関係によってつくられていくものとなります。
アイデンティティという言葉の使用例
- 「現代の、特に青年期の若者は自分自身のアイデンティティを持つことが上手く出来ていないと思う」
- 「和食は日本人のアイデンティティを象徴する言葉だ」
- 「今まで周りに合わせて行動していたが、今後はそんな他者中心の集団行動を止め、自分らしい“生き方”を見つけアイデンティティを確立する」
「アイデンティティ」の和語と漢語は?
「同一性」「一致」のことです。「自分はこういう人間だ」という自己イメージの中で、自分自身が誇りや自信を持てる自分像。 かつ「あなたはこういう人間ですね」と自分以外の人から認められている自分像。 これら主観的・客観的、両面から見て一致し、かつそれに価値を感じることができる自分像、それがアイデンティティです。まとめ アイデンティティは、英語の「identity」から生まれた外来語です。 主な意味は自己同一性や主体性、つまり「さまざまな個性をもつ他者・社会との関わりにおける自分らしさ」ですが、英語圏においては「自分の身元・身分の証明」としても用いられます。
アイデンティティとは、企業やブランドなどが持つ「独自の特徴や存在感」のことです。 どんな企業・ブランドで、どんな価値観や使命感を持っているかを表します。
自己アイデンティティの3つの側面は?この場合、自己アイデンティティは、①斉一性 (自分について自分 も他人も同一の人と認めること)、②帰属性 (自分自身は何らかの集団に属し、それと一体感もっている こと)、③連続性 (昔の自分も今の自分も一貫して同じであること)の 3 つの基準によって定義されてい る5。
アイデンティティの確立で大切なことは何ですか?アイデンティティを確立するには、「自分はこういう人間だ」と自分なりに確信するとともに、その自分らしさを保ちつつ、周囲の人々から認められたり、社会の中に自分を位置づけることが重要です。
「自己同一性」の言い換えは?
心理学では特に「自我同一性」という用語があります。 また、あえて用語にしない場合は、「自分を他の誰でもない自分であるという意識」という意味で「自己認識」などとも言い換えられます。
Albert and Whetten (1985) では、三つ の基準として①宣言性、②識別性、③時間的連続性が挙げられ、それらとともに、組織ア イデンティティの持つ性質として、①宣言されるものであり複数存在しうる、②他者と比 較可能であり自己分類される、③時が経つにつれて変化しうる、という点が提起されたこ とを再確認 …アイデンティティは、英語の「identity」から生まれた外来語です。 主な意味は自己同一性や主体性、つまり「さまざまな個性をもつ他者・社会との関わりにおける自分らしさ」ですが、英語圏においては「自分の身元・身分の証明」としても用いられます。自分が誰なのかを知ることを、自我同一性(アイデンティティ)を確立すると言います。 自分は、他の誰でもない、まぎれもなくユニークな自分自身であり、現在の自分が何者であるか、将来何でありたいかを自覚すること、つまり自分を発見することがアイデンティティの確立です。